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忍者市、津の崩壊商店街、途中激ヤバ施設発見

伊賀上野リベンジツーリング

先日、出かける時間が遅くなり岐阜へ行くことになってしまったが、本来の目的地である伊賀上野へ再度挑戦、リベンジとなった。

伊賀上野は昨年の原付での潮岬、四国、阿蘇ツーリングの際、通過点となっただけで町中の様子はまったく見ていない。国道沿いのチェーン店レストランやスーパーの印象しかなく旧市街地にはぜひ訪れてみたいと思っていた。

午前9時半自宅出発、名二環から名古屋西で東名阪に乗り換える。久々の東名阪だ。もちろん相棒はスカイウェイブ。

東名阪出口でチケット紛失

旧国道25の鈴鹿川沿い山間部を走るつもりで、東名阪亀山で高速を降りる、ところが料金所でポケットの中の通行券が見当たらない。ポケットのジッパーが開いていたので走行中吹っ飛んでいったようだ。

料金所で指示に従い事務所駐車場で所定の手続きをして代金を支払う。そのころホンダフィットのおじさんが「パンクしてまった」と駐車場に入ってきて高速道路公社の人といろいろ話していたのだが、公社では修理対応しないのでおじさんが困り果ててしまった。そこで「スペアタイヤ交換ぐらい手伝いますよ」と申し出て、手伝うことにした。

ところが、最近のクルマはスペアタイヤ搭載してないのね。タイヤパンドーと12Vエアコンプレッサーが搭載してあり、それでやれということらしい。これ普通のドライバーには難しいと思う、ましてや女性やこのおじさんのようなお年寄りドライバーでは無理。筆者も使い方もよくわからないので手に負えなくなってしまった。そこで公社の人が自分のクルマのスペアタイヤを貸してくれることになり、おじさんは大感激。本日のほのぼのエピソードとなった。

25号旧道で柘植

亀山で東名阪を降りてからは、名阪国道ではなく、鈴鹿川沿いの渓谷を走る旧国道25に進む。途中のり面工事で通行止めをしていたが2輪車は通行可能であった。さすがに工事中なので交通量は少ない。

峠を越え、このまま大和街道へは何度も通っているので、すこし横道にそれて本当の旧街道のあったあたりを探してみる。

さすがにJRの地方駅はカワイイ駅となり柘植駅でスカブと記念写真。駅の周囲に駐車場があるあたりここから通勤している方もいるようだ。

 

伊賀上野で伊賀牛

さて、今まで通過地点であった伊賀上野にやっと到達、今回はじっくり見て回るつもりである。国道から坂を駆け上がると、伊賀上野城と市役所のある場所に、どうやらこの町の中心地だ。

市役所を見ると「ようこそ、忍者市へ」とある。観光資源として忍者が一番の売りなのか(笑)

ちょうど昼飯時なので、定食屋を探してみるものの、通って来た国道沿いと違い、意外と店がなく、グルグル廻る。イタリアンレストランや伊賀牛ステーキの店があったが、小遣いがないので喫茶店に入ってみる。

こちらの喫茶店「カフェテリアはなぶさ」、料理はしっかり作ってありお値打ちであった。注文したのは日替わりランチ860円、本日は伊賀牛野菜炒めだ。量は少ないもののの名物伊賀牛を食し大満足。

普通の街の喫茶店です

喫茶店にもかかわらず高額メニューも

お値打ちメニューもあり

すべて手作りで加工食品はナシ、ごちそうさまでした

デザートにお菓子が出ました

お店に合ったポスター、忍者修行して抗日ドラマに出よう

 

昼食後は伊賀上野の城下町を散策する。市役所隣の小学校、高校はかなり古い木造で門はお城の門をそのまま利用している、藩校の名残であろうか?

格子状の城下町にバイクで乗り入れ古い建物や商店を堪能、次の目的地青山高原道路へ進む。三重県は広いので日帰りとなるとあまりゆっくり観光はできないのだ。

 

忍者市役所、建物はいい感じのミッドセンチュリー様式

小学校の門

駅前の小さなアーケード

快晴、快走、青山高原道路

青山高原道路に来るのは20年ぶりである、完全に道や景色も忘れてしまっているので、ほぼ初訪問といってもいいだろう。伊賀上野からの国道163も通ったと思うのだが、一切記憶にない。20年前にも風力発電機はあったが、かなりの増殖具合だ。山頂付近の尾根筋に多数の風車が並ぶ景色はこのエリアではなかなかないので、皆さんも立ち寄ってみてはいかがだろうか?

青山高原からの下りルートは道が狭いのだが、ここまで狭かっただろうか?20年前は別の道から下ったのかも。

激ヤバ宗教施設発見

標識を見ると榊原温泉なる温泉地があるらしいので、稲荷温泉や木曽崎温泉のような素敵な物件はないかと思い、ナビのルートをあえて外れてみる。

温泉旅館が多く並ぶそれなりの規模の温泉地であるようだ。ただ、こちらもいくつかのホテルは廃業済みの物件があるが、廃業寸前の素敵な物件は見当たらなかった。

途中変な看板を発見、どうやら新興宗教っぽい施設があるようだ、看板からすぐなので覗いてみる。かつては豪華ホテルで会ったろう建物がそのまま宗教施設になっているみたいだ、写真を撮ろうと思ったが施設の人がいたのでやめた。玄関には花を植えたプランターを大量に置いてある。帰ってから調べてみたらちょっとシャレにならない案件なので私は手を引きます(笑)。それでも突入したい人は「榊原温泉、宗教」「難病完治の会」で検索してね。

 

津旧繁華街を散策

古い商店街を見てから帰ろうとそのまま三重の県庁所在地、津へ行く。大門商店街というらしい。四日市の三和商店街ほどではないが、一部は廃業間近、もしくは廃業済み物件があるものの、現役の商店街である。この北側に観音様のお寺がありその門前町商店街ということで、かつては栄えていたようである。数年前まで門前町はアーケードがかかっていたが撤去となったため、以前は見えなかった昭和初期に建てられた大門百貨店の建物がよく見えるようになった。ただ,1階のパチンコ店も廃業のようで、既に入居者はなく取り壊しになるかもしれない、向かいのショッピングモールの建物も廃墟である。

少し離れた分部町という渡来人がいたというエリアにも行ってみる。こちらにも素敵な物件がいくつかあった。

 

そうこうしているうちに、時刻は16時、23号で川越町まで進み、伊勢湾岸自動車道で大府、そこから302で帰宅となる、帰ったら18時を回っていたが、嫁より早く帰ったので怒られずに済んだ、ヤレヤレ(笑)。

伊賀上野が忍者押しなら私も、新興宗教で修行するより忍者修行