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5月, 2017の投稿を表示しています

キャブ調整もバッチリなのにガス欠症状になるリトルカブ

レストア完成したのでテスト走行に出る 腐ったパーツを変え、町内1周テストも万全、キレイに吹け上がりエンジンは絶好調である。町内1周テストの次は通勤テストである、片道30㎞の事務所までのプチツーリングをテストとする。 幹線道路も流れに乗れ調子がいいと思っていたが15㎞ぐらいのところでゴボゴボいいながら止まるガス欠のような症状が発生した。当然昨日入れたばかりのガソリンは満タンだ、何度キックをしても不動のため、チョークを引くと始動。数㎞ごとにストール~チョーク始動をくりかえすこととなった。ここで気づいたことは信号停止でストールしそうになるときチョークを引けばとりあえず止まらないということであった、これは以前キャブのMINI1000に乗っていた時に経験した夏場のパーコレーションとそっくりの現象だ。 キャブ調整沼にはまる パーコレーションということは燃料が薄いということだが、エンジンが十分熱くなっても最初の30分ぐらいは普通に走る、ためしにキャブのフロート室を触ってもたいして熱くはなっていない。燃料タンクのゴミがジェットに詰まるからだろうかとも考えた。 そこでとりあえずキャブを外し洗浄することにした。 http://returnrider.net/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0727.mp4 ごらんのとおりストレーナーもフロート内部もすごくキレイで整備の必要はないほどだ。念のためにキャブクリーナーで洗浄し、組付け直してみた。 もう一度通勤テストをしてみたが症状は全く変わらず、もう一度キャブをばらしてみるが全く見当もつかず途方に暮れる。 原因は新品燃料キャップ とりあえずは走れるので近所の足にしていたが、ある時症状が出てストール。このときはガス欠の疑いもあったので燃料キャップを開けてタンク内を確認、キャップを開けたままエンジンをかけるとあっさりと始動。新品なら大丈夫だと信じ切っていたため燃料キャップの穴詰まりは想定外であった。 穴を詰まらせていたのは傷防止のエナメル塗膜のカス。エナメル塗膜をはがしたはいいが燃料キャップ裏側に回っている部分はキレイにはがしきれずカスが残っていたのだ。それが空気穴のあたりだったので詰まりを起こして燃料供給がとまりストールというしょーもない原因であった。 カスを取り除いた後は徐々に穴が広がり今は問題なく使えている。

バイクの聖地浜松へ巡礼ツーリング(後編)

静岡オンリーのステーキレストラン、「さわやか」初体験 今回のルート ヤマハコミュニケーションプラザを出発し静岡名物「さわやか」のハンバーグを食すべく、店を探す。グーグル先生によると磐田本店が近くにある、ヤマハコミュニケーションプラザから2㎞ぐらいのところなのですぐそばだ。しかしながら正午前に到着するもすでに入り口まで人があふれている、受付をすますがかなり待たされそうだ。せっかくここまで来たので長澤まさみのサインを見ながら我慢して待つことにする。45分ほど待ってようやく席に案内された、お初ということもあり注文するのは名物の「げんこつハンバーグ」だ。   静岡に行くならぜひ 静岡のスーパースター長澤まさみのサインが。AKBのサインもあった これが名物げんこつハンバーグ、テーブルで店の人がハンバーグを半分に割って最後の仕上げをする。 鈴菌のパンデミック発生地「スズキ歴史館」へ すっかり腹いっぱいになり次に目指すのはスズキ歴史館だ、スズキ本社前にあるとのことなので浜松中心部へ進路を取る。いつ来ても浜松中心部はわかりにくい、渋滞はなかったが少し迷って国道257に進み右手にSUZUKIの字をみる、右折して旧道に向かい歴史館に到着だ。予約番号を受付のお姉さんに伝え、ついでにスズキ謹製湯のみをお土産に購入する。こちらは見学に際し事前予約が必要なので出かける向きは要注意だ。 あまり興味のなかったスズキであるがトヨタと同じく自動織機が創業のルーツであるとは今回初めて知った発見である。興味がないといいつつ車歴に実際何台かはスズキ車があるのだが購入理由はただ単に「安かった」からということで特にこだわりがあったわけではない。こちらでもかつて自分が乗っていたバイクがあり、しばし思い出にふける。 スズキ本社ビル 歴史館ロビーには歴代チャンピオンのマシンが展示。懐かしのハーベーカラーのGSX耐久レーサーだ 創業は自動織機 ウルフT90、載っていたものと同じ色 バンバン50、これのブルーメタ花柄シートに乗っていた 70年代スズキ謹製のBMX、フロントサスはボトムリンク(笑)、鈴菌と揶揄されるのは昔からだ。同時期にバイクと同じ星型キャストホイールのジュニアスポーツ車もあった。 愛知県に帰る あまり長居すると鈴菌に感染するので出発する、手遅れになってハヤブサ衝動買いとかになっては離婚必至だ。いつも釣りに

バイクの聖地浜松へ巡礼ツーリング(前編)

ヤマハギアで三河山間部を横断し浜松へ 天気の良い5月後半の休日、浜松まで日帰りツーリングを実施しました。カワサキ以外の日本のバイクメーカー3社創業の浜松にてバイク博物館めぐりをするつもりだ。残念ながらホンダだけは埼玉県の博物館が拠点なのが、本田宗一郎生誕の地にてちょっとした博物館があるのでそちらを見る予定である。 天気は最高、絶好のツーリング日和 山の中は寒すぎる、ライディングウェア選択は慎重に 午前6時半自宅出発、猿投グリーンロードを経由し香嵐渓にて国道420へ進む。段戸山を登り当具津川沿いに降っていくルートとなる。まずは山越えの前に香嵐渓のセルフスタンドで給油、香嵐渓からの登りは時速30km/h以下の渋滞製造機となるが幸いにも交通量は少なくのんびりマイペースで段戸山まで登っていく。しばらく来ないうちに新しいトンネルができ快走ルートとなっていた、ぜひとも大型バイクでクルージングしてみたいところである。 5月後半というのに当具津川沿いの谷筋は肌寒く、ウインドブレーカーを羽織っても体の芯まで冷える。国道257から旧伊那街道に進路変更、山の中なのになぜか「海老」という集落を過ぎ、完全に下界に下りたところで本日初の休憩、総菜パンとコーヒーでコンビニ朝食とする。 再び国道257に合流、本長篠を越え道の駅鳳来三石でいったん休憩とする。こちらでは浜松のクラシックバイクの集団に遭遇、戦前の英国車も何台かいて壮観であった、これがクラシックバイクを愛でる本来の「旧車会」である、すべて自走とはたいしたものだ。 本田宗一郎の精神に触れる「本田宗一郎ものづくり伝承館」 本田宗一郎の業績をまとめた博物館である 引佐まで来たあたりで国道362に乗り換え天竜区二俣をめざす、二俣は本田宗一郎の生まれ故郷だ。地元役場とボランティアで本田宗一郎の偉業を紹介する「本田宗一郎ものづくり伝承館」という博物館を運営している。開館時間の30分ほど前に到着、ボランティアのおじさんに旧日本陸軍のスパイ養成学校中野学校のことを尋ねる、すでに校舎はなく記念碑だけとのこと。 10時オープン、本田宗一郎ものづくり伝承館」館内を見学、展示は本田宗一郎の自伝に載っている内容であったが分かりやすくまとめられており、子供の夏休みの宿題ネタにもよさそうであった。こちらでおみやげにカブの手ぬぐいを購入する。 役場の一角に陸軍中野学校跡

リトルカブをとりあえず走れるようにレストア

アマゾンでバッテリー購入、取り付け とりあえずバッテリーレス動くにしてもいずれUSB充電とかしたいのでバッテリーを購入。YT4L-BS互換であればいいので一番安い中華バッテリーを選択、気になる向きはGSユアサなどの有名メーカーのバッテリーを推奨します。 ホコリまみれのバッテリーケース周辺をとにかく掃除する、このときはまだコンプレッサーがなくすべて手で掃除した。取り付け自体はとても簡単なものなので誰にでもできる作業であろう。   エアクリーナージョイントパイプ交換 カチカチに硬化してしまったエアクリーナーとキャブレターをつなぐ部品、外そうとグリグリするがまったく外れない、他の人の整備ブログを見るとあっさり外しているのだが外れる気配は一切ない。お湯で温めてみたりしてゴムを柔らかくしようとしても無理だ。仕方ないので強引にカッターで破壊した。 燃料ホース交換 硬化してカチカチのうえ、端っこが裂けている燃料ホースを交換。エアクリーナージョイントパイプとともにカブ関係の有名ショップ、ナナカンパニーの通販で取り寄せた。ナナカンパニーは自宅近所なんで在庫してるなら直接買いに行った方がいいかもしれない。 スピードメーターケーブル調整 スピードメータが作動しない理由はメーター側のケーブルが外れていただけであった。しかし、養生しないと止めねじがステムの中に落ちてしまうのでハンドル回り整備の際は要注意だ。 ブレーキランプスイッチ調整 ブレーキランプが付きっ放しになるのはリアブレーキスイッチが錆びて接触したままになっていたためであった。スプリングテンションを強めCRCを吹いて復活した。 ヘルメットホルダー交換 鍵が分かれるのは嫌なのでキー3点セットをアウトスタンディングで購入、これで鍵1本でOK,ハンドルロックのねじをドリルでもむのに苦労した。ついでにベトキャリを購入。 いちおうレストア作業終了 これでとりあえず走れるようになるだろうと思っていたのだが、とんでもない伏兵が潜んでいた。そのあたりは別の記事に書きます。最後まで読んで下さりありがとうございました。   ヤフオクで買ったリトルカブ(c50)の整備 Honda Super Cub Restore

ヤフオクでリトルカブを落札

浜松の本田宗一郎ものづくり会館に展示されている初代スーパーカブ スクーターはもうあるのでミッション原付が欲しい ヤマハギアを購入した市内の解体業者をヤフオクのフォローリストに入れ日々観察をしている。こちらの解体業者、出品数も多くだいたいのヤフオク相場からすると状態を考えれば妥当なところであろうかと思う。 というわけで自分のオモチャが欲しいのだが、長男の通学用という名目で毎日ヤフオクを眺めていた。しかしながらDT50が10万円近くするなどミッション50cc原付は解体屋価格といえど高すぎる、マグナキッドのマグナ50も変な改造が施された状態で6万円以上のものばかりだ。定番のモンゴリダックスは変なプレミアがついてもはや庶民のホビーとは言えない状態であるのでカブかヤマハYB系、スズキK系の出物を待つことにした。 割安リトルカブを発見 例の業者が通常より1万円安いスタート価格で出品しているリトルカブをみつける、他に出品しているリトルカブは55000からスタート、ノーマルカブと同じスタート価格だ。塗装されていますと注意書きがあるのでそこが査定を低くしているのだろう。ところが画像を見る限り純正色のようでどこが塗り替えなのかよくわからない。最悪全バラ塗装すればいいのでこの車両を落札することにした。カラーリングから推察するにリトルカブ初代の97-98年モデルであろう。 いちおう長男の通学用という名目なので関係各所の承諾をとり、落札成立、解体業者に引き取りに行くこととなった。 画像の見た目はよかったんですけど・・・ 程度がいいのか悪いのかよくわからない状態 嫁のクルマにはそのまま積み込めないのでフロントホイールを外して積載してもらい引き揚げてきた。 エンジンはあっけなく始動し期待外れ、駆動系も問題はないようだ。バッテリーが弱っているらしく灯火類の動きが悪い、バッテリーケースを開け確認するとそこはなんとバッテリーレスであった。ヘルメットホルダーが腐っていて使えない、メインとハンドルロックの鍵が別、ライトのハイロー切り替えスイッチが折れている、ブレーキランプ点きっ放し、スピードメーター不動とちょっとした整備で何とかなりそうな状態であったのでまずは安心していいのだろう。 注意書きにあったような自家塗装がされていた形跡はなかったが、おそらくキャリアにぶら下げていたであろうU字ロックで擦れたリアフ

MTBをヤマハギアに積載してスラムパークへ行きました

久々のスラムパーク 子供の進学問題でバタバタし、トランポがなくなったのでしばらくパークに行けなかったのだが、ようやく時間が出来たので走りに行きました。しかしながら日が開くと全く走れなくなるのでリハビリライドにしかならない。月1ライドだとリハビリライド~リハビリライド~で走行テクの低下が一気に進む、飛べていたジャンプが飛べなくなるとか。   肝心のMTB積載の仕方 廃材でワンタッチ延長キャリアを作ってみたが、灯火類が見にくくなるので今は使っていない フレームをひっくり返しタイダウンベルトでホイールを共締め ホイールを外しハンドルバーを180度回してひっくり返して積載。ナット止めのDJバイクの場合、走行中にホイールナットをどこかに落としたのでリアホイールは外さない運用にしている。タイダウンベルトは走っているうち緩むので長いマジックテープに変えた むちゃくちゃ目立つけどオススメ、流行らせたい こんなバカなことやってる奴はいないのでとにかく目立つ、ただしこれで桑名のゴンゾーパークへ行けと言われたらいやだ。近所にバイクパークがあってのことだ。富士見パノラマに行くときは嫁がクルマを貸してくれるというのでとりあえずはMTBも続けられそうだ。 ヤマハギア(UA06J)にMTBを積んでスラムパークに行きました20170521 Go to bike park MTB with on scooter

ヤマハギアで潮岬まで行ってきた(後編)

潮岬から家に帰る 復路です、往路は紀伊半島を縦断するルートでしたが太平洋沿いを北上しながら愛知県に帰るルートをとります。 最高のロケーション、潮岬キャンプ場、繁忙期以外は無料なのもうれしい。 帰りのルート ドカティの香川ライダーと意気投合 午前5時ぐらいに目が覚める。昨日北山村の道の駅で買っためはり寿司で朝食、昨日のドカティの人とお互いテントを撤収しながら1時間ほど話し意気投合、記念写真を撮る。和歌山から四国へ帰るとのこと。香川ライダーを見送り、30分ほどして自分も愛知県へ出発する。 お互いのバイクの価格差が笑える 紀南42号海沿いは快走ツーリングエリア まずは串本の入り口、人気の少ない橋杭岩を堪能する。お土産やガイドなどとくに目的がなければ観光地は人のいない時間帯を狙うのが一番だ。新宮市内の道も整備されたようで何時も渋滞していた橋は架け替えられそのまますんなり三重県に突入。七里美浜続いて熊野市の獅子岩に立ち寄る、まだお土産屋開いていないのでここも景色を堪能できた。獅子岩を超えたあたりで浜に超ロングな鯉のぼりに出迎えられた、地元の三河山間部でやっている鯉のぼりとはスケールが倍以上で30分ほど浜に下りて鑑賞した。 串本の名勝、橋杭岩。早朝は人もいなくて景色を堪能できる 真横から見るとその名もズバリの獅子岩 延々と続く鯉のぼり 紀伊長島で念願のマンボウを食す 尾鷲以北は紀勢道ができたため国道42号線の交通量は昔に比べかなり少なくなった。峠道を快走し紀伊長島の道の駅で休憩をとる。時間は午前10だ、すでに屋台など営業を開始しているのでこの地の名物マンボウのから揚げとサメのから揚げを買い食いする。味は正直微妙である、それもそのはず美味しければ刺身や塩焼きといった調理方法があるはずだ。揚げ油で胃もたれしながら出発する。 サメとかいろいろあった 松坂牛を食す、まさにツーリングの醍醐味 大台町で正午になったので適当に店構えで判断してうなぎ屋に入る、メニューを見ると名古屋と比べて1000円ほど安い。ウナギの他に名物松坂牛の料理もあるので手ごろな値段の松阪牛しぐれ重をオーダー。毎回嫁にLINEするのだが、ご当地グルメの画像で悔しがらせるのはとても楽しい。食事後は松阪に抜け国道23号で北上する。 そして午後5時帰宅 松阪から津までの間、中勢バイパスという新しい道ができていた、交通量が多い

ヤマハギアで潮岬まで行ってきた(前編)

愛知県から本州最南端潮岬へ1泊2日ツーリングを敢行 GWの連休を利用し紀伊半島の先っぽ潮岬キャンプ場をめざし原付ツーリングしました。せっかく買ったヤマハギア、バイク趣味というなら下駄代わり以外の活躍の場を与えねばなりません。 初日午前6時に出発 出発前に記念写真、天気が不安定で心配だ 行きのルート   寝過ごした(笑)、本来は潮岬まではグーグルマップのルートによると350㎞、50㏄原付なのでおそらく走りっぱなしになるので5時出発のつもりであった。仕方ないので粛々と名古屋市内を横断する。普段あまり名古屋市西部には行かないので302号あたりはかなり変貌していた。 海部郡に入ったあたりで雨が降りだし合羽を着るがジンクス通りすぐ雨はやむ。木曽三川をわたり桑名まで2時間かかったことになる。四日市市内の渋滞を抜けようやく朝食にありつくがせっかくのツーリング、コンビニ飯とは我ながら情けない。ここで嫁に途中経過のLINEを入れる。 コーヒーとパンで朝食 亀山国1バイパスで日本国の飛行機に遭遇 戦闘機と小型旅客機が登場 国道一号線バイパスを快走していると右手に飛行機が現れた、解体屋らしきヤードの展示物っぽいが航空機マニアにはそこそこ有名なスポットらしい。 関宿の手前で本日1回目の給油、名阪国道は原付不可なので旧道の大和街道へ進む、川と関西線が交差する道を進み、難所の採石場を過ぎれば伊賀上野だ。伊賀上野からは大和街道はしばらく直線の快走ルートとなる。 名張方面へ進路を取るが伊賀上野の中心部でしばらく迷子になる。国道422を捕え大阪のベッドタウン桔梗が丘を経て名張市内へ到達するも渋滞に巻き込まれてしまう。国道165へ進み道の駅でいったん休憩をとる、時刻は午前11時だ。休憩ごとにLINEを嫁に入れる。 せんと君がお出迎え 宇陀市を通り抜ける際、また雨が降ってきた。コンビニのイートインで昼食とする。ちょっと手前にお洒落なカフェがあったので後悔したがこの雨では仕方ない、雨宿りがてらの昼食となった。 ひたすら紀伊半島中央部を南下 その後紀伊半島中心部を南北に貫く国道169に進路を取る、昔に比べ随分道は広がり綺麗になったものだ、とはいえそこは山道なのでヤマハギアは結構な勾配の長い登りで時速20km/hに速度低下、渋滞製造機になってしまう。 峠を越えバスフィッシングの聖地、池原ダム上流の上北山の道の