伊賀上野に行くつもりが 昨年来、紀伊半島やら四国ツーリングした際、いつも通過していた伊賀上野辺りを探検したく、出撃のチャンスをうかがっていたのだが、起きるのが遅いうえ雑用に追われ出発時間が大幅に遅れてしまった。途中まで伊賀上野に行くつもりマンマンであったが、やる気を失い進路変更することに、あきらめは早いのだ。 なので、どこへ行こうかと思いめぐらせた結果、隣の県の県庁所在地、岐阜市の柳ケ瀬商店街でも見に行こうとひらめいた。岐阜市には数回訪問しているがバイクでは初めてとなる。 久々の岐阜市へ、しかも寂れていると噂の柳ケ瀬商店街 もともと大森で名二環に乗るつもりで千代田街道を走っていたのだが、先ほどの思い付きで、大森を右折し、そのまま名二環高架下の国道302で清須方面に走る。清須東で国道22号に合流しようかと思ったのだが、交通量が多いので、手前の上小田井を右折し県道を岩倉方面に進む。途中国道1555に当たり、そのまま22号へ、あとは道なりで岐阜市に。 途中googleナビが変な案内をして迷ったが、岐阜駅前に到達。駅前の腐りかけた商店街を横目で観つつ柳ケ瀬方面へ向かう。岐阜も名古屋と同様、中心駅と繁華街が離れているのだが、名古屋と違い地下鉄がないため、寂れるスピードも速かったのではないかと考える。かつては路面電車も走っていたようだが、その名残は広い道に残っている。 柳ケ瀬商店街をぶらつき、レトロ喫茶でカレーを食す 商店街周囲に駐車場はたくさんあるのだが、駐輪場が見当たらない、この辺りの人は自転車に乗らないのだろうか? とりあえず地元の人が原付を歩道に停めていたところをみたのでそれに倣う。商店街の規模としては大須を一回り小さくしたのと同じぐらいの広さだろうか? 風俗、居酒屋、が多く、日用品を売っているような店の多くは閉まっていた。定食屋も意外と少なく、あっても夕方から営業する店が多いようだ。 しばらく歩き回って、結局古臭い喫茶店に入ることにした。営業しているようなので店内に入ると、ご主人と思われる年配の男性がテレビを見てくつろいでいた。たいていの古臭い喫茶店は70年代80年代の造作なんだが、こちらのお店、どう考えても60年代以前の造作なのだ。イスやテーブルがかなり小さいのとドアやガラスが古臭いのでわかる。 ただ、すべてが当時の造作というわけではなく、部分的な改修を重ねた結