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10月, 2018の投稿を表示しています

西日本ツーリング9日目 熊本県阿蘇市から長崎市

隣のテントは女子ライダーだった 午前6時起床、グダグダと支度を始める。たいていは歯磨き顔洗い、身だしなみを整えてから、ひととおり荷物をパッキングした後、寝袋、テント干しとなる。大急ぎでやれば30分以内に終わるが、これでだいたい1時間ぐらいかかるので、同じ区画に同宿者がいれば世間話をしながら片付けタイムだ。 昨晩遅くに来た隣のテントに人に声をかけてみた。スカイウェイブを買う前に購入候補になっていたホンダのシャドウ400だったので気になったのだ。その福岡から来たという九州女子ライダーから、ツーリングスポットの情報交換をし、久留米の巨大観音像のネタを仕入れた。 阿蘇の坊中野営場を7時半ごろ出発。パノラマラインを上り途中から南阿蘇に下る。 野菜の無人販売か?南阿蘇の宝来宝来神社 本日最初の目的地は南阿蘇の宝来宝来神社である、宝来宝来と書いてホギホギと読む。本当かどうかわからないが宝くじを当てた石をお祀りし、ご利益があるという。これだけならよくある開運神社なのだが、いろいろな社がありグッズを売っている。その売り方が田舎にあるような野菜の無人販売みたいで、セルフサービスでお金を置いていく仕掛けだ。人の良心に依存しているため、不届き物がいるようで注意書きが多数掲示されていた。 セルフサービス故、お払いもDVD再生でモニターにDVD神主が登場するというものだ。またブラックルームなる子供だましの部屋や遊園地の木馬を持ってきただけの子供神社など突っ込みどころ満載の社が多くある。一つ一つお参りしていると軽く1時間は超えてしまう神社だ。なぜかBGMにジングルベルの歌が流れていたのが、より一層雰囲気を可笑しくしていた。 ケニーロード~ミルクロード 阿蘇といえば日本有数のツーリングスポット、昨年走れなかったケニーロードを走ることにした。元GPチャンプのケニーロバーツの夫人が熊本出身ということで、本人が日本に来た際気に入った道ということだ。さすがにスクーターでマニュアルモードがないのでパワーを生かして走ることはできないが、景色の良さと気持ちのいいワインディングを十分楽しめる。 ケニーロードの次は通称ミルクロードへ。阿蘇の外輪山の尾根筋を通る道だ、周囲には数多くの牧場があるため、いつしか通称ミルクロードといわれるようになった。雨でスマホをフロントのトランクに避難させたままなので、何度か位置

西日本ツーリング8日目 鹿児島市から熊本県阿蘇市

鹿児島出発、早朝のソープ街へ 午前6時起床、いそいそと準備しながら7時前にゲストハウスを出る。このツーリングでいくつかゲストハウスに泊まって感じたことだが、他の宿泊者はずいぶん出発が遅い。みんな寝てるので出かけるときの支度に気を使う。 まずは、昨晩目星をつけておいたソープ街を見に行く。ソープ街といっても大きくはなく、1ブロック100mほどの規模だ。鹿児島は宮崎と違い、早朝から絶賛営業中だ(笑)。黒服のオッサンが朝から通りで待機中である。ソープ街入り口の角にあるビルは地元の暴力団事務所ということらしい。同じブロック反対側には廃墟なのかどうかわからないボロボロのラブホがあり、絶賛営業のソープと対照的だ。 ソープ街入り口 営業してないよね?   朝からお盛んなエリアを見た後、北上するため鹿児島中央方面へ。途中市電のターミナルがあり可愛らしい車両を撮影。筆者の住んでいるエリアでは路面電車がないので、興味深い。 右手に桜島を見ながら錦江湾沿いの国道10を北上、霧島方面へ。天気は良いのだが、残念ながら桜島は雲に覆われ雄姿を拝むことはできなかった。加治木のマクドでいったん朝食のあと、本日最初の目的地「戦史館」をめざし隼人方面へ。 まるでアパッチ砦のような戦史館 ここは九州の有名スポット、鉄板コース。オーナーは鹿児島市内の繁華街、天文館でも軍国酒場を経営していたが、昨年入居していたビルの解体に伴いこちらに。ただ、かつて各地方にあった秘宝館同様、オーナーの高齢化、採算などの理由でいつ無くなるかわからないので、気づいた方は早めに訪問した方がよいと思う。こちらのオーナーもかなりの御歳のようだ。 残念ながら到着が早すぎ、営業前であったので外から見学するのみに終わったが、なんとかオーナーが元気なうちに再訪したいものだ。 山を彩る巨大な龍と仏像群、長命ヘルシン酢 戦史館からすぐ近く、ここも九州では鉄板のスポットだ。黒酢の製造会社の敷地内が異様なことになっている。敷地内どころか、街道沿いの塀の西郷さんや老人の絵もなかなかキテいる。 中に入るとおじさんがいて「ゆっくりお参りしてってね」と歓迎された。山の斜面全体に仏像、祠があり、オーナーの信心深さがうかがえる。おみやげに黒酢を買ってみようかと思ったが、かなりの高級品なのであきらめた(笑)。健康が気になる方は通販もあるようなので試

西日本ツーリング7日目 鹿児島県指宿市から鹿児島市

指宿駅からスタート、ウナギ温泉へ 本日も雨である。とりあえず朝食のためマクドを探す。マクドのある指宿駅東側のバイパス沿いまで移動、ソーセージマフィンコンビを肴に本日の訪問先をあげつらう。 指宿のキャラは池田湖のイッシーのほかに豚のキャラがいる、絵柄を見る限りこちらの方が新しいようだ。駅前の商店街を見て、開聞岳のある方に向かう。 指宿市街から昨日通った国道226からわき道に入り鰻池のある方へ。火山地帯なので鰻池もカルデラ湖とのことだ。西郷さんゆかりの鰻温泉まであるが、雨なのでやめておく。、集落のいたるところで蒸気が噴出し九重連山の温泉町と同じ様相だ。鰻池でおかっぱりっでバス釣りをしている釣り人を見かけたのだが、釣れるのだろうか・。   日本最南端の駅西大山と開聞岳 長崎鼻の方面へ行ってみるが入場料がかかるのでやめた、雨だし。そのちかくの西大山駅へ行ってみることにした。雨が上がるのかところどころ青空が見えてきた。雲間から開聞岳が雄姿を表す。まだ、朝早いのに西大山駅には鉄オタらしきグループが入れ替わり来ていたが、人が引いた瞬間を狙い開聞岳を撮影。       幻のムー大陸博物館 本日最大の目的地、平等大慧会なるいわゆる仏教系の新興宗教団体が運営しているムー大陸博物館なるアレな施設があるということで行ってみることにした。実は昨日国道226をキャンプ場に向かう途中、遠くのがけの上に変な建物があったので気になっていたが、それがどうやらムー大陸博物館らしい。いろいろな人の訪問記を読むと、あまりにもアレなのでムー大陸博物館から多宝仏塔に改名されたものの、数年以上前から休業中らしい。ロゴが漢字のメタリカフォントなのもカッコイイのだが、見学できないのが残念だ。ムー大陸博物館のすこし上には平等大慧会の道場があり、組織としては活動中のようなので、また再開してほしいものだ。   イッシーを発見 そして指宿のキャラにもなっているイッシーの住む池田湖へ。しかしながらイッシー自体はオワコンを迎えているようで、イッシー音頭のCDがあるかと思ったが、池田湖パラダイスのお土産屋でイッシーグッズは1種類しか確認できず。またもう一つの池田湖名物オオウナギのキャラがいないのが残念だ。 中国人観光客の団体がイッシー像を写真を撮っていて尋ねたところ、香港から来たそうだ。、香港からきてオワコンイッシー

西日本ツーリング6日目 鹿児島県志布志市から指宿市

長期ツーリング、スカイウェイブ積載方法 ここでスズキのスクーター、スカイウェイブCJ43aにおけるパッキングを披露したいと思う。 御覧の通り、パニア類はトップケースのみ、すぐ使わないテントなど野外宿泊セットをシート下トランクにぶち込む。テント、寝袋、マット、折りたたみいす、サンダル、といったようなものだ。 着替えなどはバックパックに入れシートに括り付ける。雨具、お土産などはトップケースに収納。細かいもの(サングラス、充電器)といったものはフロントのトランクに。という具合。シート下収納が70lあるスクーターならではの積載方法だ。   もういちど志布志へ そのまま出発してもよかったのだが、九州ネタで外せない有名な志布志看板を撮影し忘れたので、ふたたび志布志の町へ戻り、ついでに商店街など見て回る。ラーメン屋はそこそこ有名店のようだ。ここも自衛隊の町なので居酒屋が多い。 さて、どこへ行こうかと思いめぐらすが、キャンプ場で一緒になったカブのグループの情報によると、ロケット発射が延期になったというネタを思い出しロケット基地へ行くことにした。発射延期なら、かなり中まで見学できるだろうとの皮算用だ。 内之浦ロケット基地へ 志布志から少し遠いが内之浦町というところへ進む。ロケット基地があるということで、店の名前など、ありとあらゆるものがロケットにあやかろうとしている。基地へ向かう途中の橋の欄干など人工衛星型で、橋の名前も太陽系惑星の名前が付けられた凝りようだ。 ロケット基地の入口に受付で名前を書き、中へ入る。自分のクルマ、バイクで基地内の移動が可能だ。急峻な山の斜面にある基地なので歩けと言われたらかなりイヤ。巨大レーダー群やら発射台など見どころは多い。入り口横の博物館も含めると2時間近く滞在したことになった。 鹿屋散策、自衛隊など 大隅半島の山を越え、反対側の鹿屋の町へ。とりあえず自衛隊と鹿屋体育大ぐらいしか知らないが、トイレ休憩で寄った市役所のとなりに、すでに廃線となった駅舎をリノベーションした鉄道博物館があったので寄ってみた。 かつての国鉄大隅線の資料が多く展示され、訪問の証に乗車はできないが、記念切符をいただいた。 鹿屋は自衛隊の町なので、飲み屋街などあるのかと思い探ってみたが「DEEP案内」にあったとおり、旧市街地はかなりの寂れ方をしている。スケベな店もあるはず