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9月, 2018の投稿を表示しています

西日本ツーリング3日目 高知県室戸市から高知県宿毛市

室戸スカイラインから出発 風で吹き飛ばされるかと思った無人のキャンプ場であるが、一夜明ければほぼ落ち着いていた。テントを乾かし出発だ。 室戸岬に尾根筋を通る室戸スカイラインというワインディングロードがあるので、そちらから室戸の街まで降りる。先日の台風で飛ばされた枝や落ち葉でコンディションはよくないが、景色は絶景である。せめて晴れていればと思う。 室戸の中心街室津にてコインランドリーへ。連日雨なので乾燥機の順番待ちとなった。その間にコンビニパンで朝飯とする。天気予報によると秋雨前線が四国を覆い、本日は丸1日雨のようだ。     吉良川、奈半利の街並み 室戸のすぐ西の集落、吉良川に古い町並みが保存区となっている旧街道筋がある。行きにチェックしておいたのだが、おしゃれなカフェがあるもののあまり観光化されていない。まだ朝早いのでほぼ無人の街に立ち寄ってみた。壁の途中に瓦が埋め込んである「水切り瓦」は壁のしっくいが痛まないよう、雨の多いこの地方特有の生活の知恵だ。 吉良川の西、数キロ離れた奈半利の街にも古い街道筋の寂れた商店街と江戸、明治の豪農の建物が観光化されずに残っている。ほぼ現役の民家として使われているので、写真を撮っていたら、爺さんに「寄っていきなさい」と招待を受けた。    野良時計と岩崎弥太郎生家 国道55沿いに三菱の創業者、岩崎弥太郎の生家の看板が何件か出ていたので、気になってしまい結局道草することにした。 途中に野良時計なる昔の百姓用の時計台があるので先にこちらを見ておく。明治のころに作られた時計台は今も現役。札幌時計台と違い、周囲はなにも視界を遮るものがない農地なので、小さいながらもこちらのほうが見ごたえがある。 野良時計から数キロ離れた先に岩崎弥太郎生家がある。ルックスがクワマンみたいな岩崎先生の銅像がある駐車場にバイクを止め見学。三菱グループの資金も入り保存状態は良好だ。   ゼッタイ外せない高知の名所 安芸からは道草せずそのまま走り続ける、途中赤岡で「中日そば」なる寄食の看板を見かけ興味をひかれたが、昼飯時にはまだ早く通過。行きにチェックしておいた特攻船震洋隊の慰霊碑は看板を見失ってしまい行けず。 そして、県庁所在地の高知市へ。さすがに大都市、路面電車を撮影し、日本三大ガッカリ名所の「はりまや橋」に立ち寄る。本当にショボかった(笑)。

西日本ツーリング2日目 徳島県吉野川市から高知県室戸市

エルカンターレ生誕の地 さて、午前6時起床、ゆっくりと準備しながら8時前ぐらいにゲストハウスを発つ。オーナーにいろいろ観光ポイントを聞いてみたが、とりあえずはチンポ寺こと「お花大権現」をめざす。 ゲストハウスを出てすぐ、お花大権現のある三好へ向かう途中、すさまじい看板を発見。「幸福の科学」大川隆法氏生誕の地とある。しかも「聖地」。ネタとしては外せないので、これは見に行かなくては、と道草をする。 山の方に上ると大きな敷地にギリシア神殿風の建物がそびえたつ、しかもかなり大きな建物である。正式名称は「聖地エルカンターレ生誕館」という。 こちらの建物、一般の方もご自由にご覧くださいとあったので、信者でなくとも誰でもは見学可能みたいだ。まだ、朝早いので開いておらず、駐車場から聖地巡礼となった。 お花大権現でチンポ鑑賞 本日の目的地、子宝、良縁にご利益があるというお花大権現に。 山門をくぐると住職が出迎え、丁寧な説明をしてくれる。全国から寄せられた奉納チンポを見せてもらい、さらには200円払い宝物殿へ。こちらの宝物殿はさらに巨大な奉納品が登場。胎内くぐりもできる。お守りを買ったら住職におせんべいを貰えたw。     井川の古い町並みで道草、大歩危小歩危を通過 吉野川沿いを遡上、途中国道から見える旧道の街並みに古い建物がたくさん残っているのを発見。ちょっと立ち寄ってみた。 おそらく明治から昭和初期の建物が大量に、しかもあまりリノベーションされずに残っている。観光化されずに残っている街並みはなかなかないので貴重だ。 さらに吉野川を遡上、祖谷のかずら橋や大歩危小歩危がある四国の難所だ。ところが国道も整備され、快走ルートなのでいささか拍子抜けした。 そして雨が降り出してきた。慌ててカッパを着込むが、降ったり止んだり、場合によっては数キロのあいだ雨が降った形跡のない場所を通過したりと、天候の変化が激しい山間部を進んでいく。 大豊町でデカ盛りと知らず昼休憩 正午を過ぎ昼飯時となったので、飲食店を探すが、四国の山間部ど真ん中。集落の飲食店も少ない。大豊町という町というか村を通過する際、数軒の飲食店があったので、街道沿いの「ひばり食堂」という定食屋に入る。山の中の定食屋にしては駐車場が広いので繁盛している人気店と判断してのことだ。 こちらのひばり食堂は隣の精肉店直営。

西日本ツーリング初日 愛知県瀬戸市 から徳島県吉野川市

別ブログで書いているとおり書籍出版のイベントなどが一段落したので、念願の長旅に出ることにした。 相棒は原付のギアやカブではなくスカイウェイブ。途中面倒になって高速道路を利用する羽目になることを想定してだ。時間はいくらでもあるのだが、地元でのイベント参加があるので9月23までには戻りたい。 とりあえず行く方面だけは決めた、四国と九州だ。西日本未踏の地を走破というわけで昨年廻り切れなかった四国と九州、帰りは中国地方を通るというルートを想定してみた。そもそも昨年の阿蘇に1泊、フェリーで2泊では何もできなかったのと同じだ。   名阪国道でワープ   通常通り朝6時起床、そこから準備開始。持っていくものはテント、寝袋、マット、折りたたみイス。あとは着替え2回分だ。 パパっと用意して嫁から小遣いを貰い、近所のガソリンスタンドで給油する。ここの出発が午前9時前。 東名阪大森インターから高速に乗り名古屋西を経て亀山の名阪国道へ。前回、東名阪に乗った時、通行券を紛失したのでスカイウェイブのグローブボックスにしまい込む。一旦御在所で休憩し、事故多発で悪評ばかりの名阪国道で天理までワープする。         橿原のイオンで昼休憩 天理からは一般国道で移動となる。ちょうど昼飯時なので適当に何か食べようと思うのだが、あいにく郊外のバイパス路線でチェーン店の飲食店しか見当たらない。ましてや橿原名物なども思いつかないので、替えの下着を買うついでに橿原イオンのフレッシュネスバーガーで昼食タイムとなる。   和歌山フェリーターミナル到着 和歌山へ抜ける高速の無料区間を使いさらにワープ。和歌山市の手前でいったん給油、出航1時間前にフェリーターミナルに到着。 フェリーには萌えキャラが描かれている、聞いたところ南海フェリーの「きらら&まい」の「あわのまい」というソープランド技みたいな名前のキャラだ。船内にも一緒に撮影できる看板が用意されていたり、かなりオタクに媚びたフェリー会社である。 定刻通り和歌山港を出港、2時間ほどで徳島にわたる予定だ。 帝冠様式の天守閣がない和歌山県庁 「 大雨で出迎え、ずぶ濡の徳島 フェリー下船とともに雨が降り出し、すぐに大雨となりカッパを着込む。時刻は18時を回ったところ、夕食の時間である。徳島名物といえばラーメンぐらいしか思いつかなかったので、徳島ラーメンの店を探し

木曽福島へリベンジツーリング

ふたたび木曽福島へ 前回、開田高原をまわって木曽福島に訪問 したのだが、爺さん一人でやっている定食屋でお昼ご飯を食べただけだったので、改めて詳しく木曽福島を見てみようと再訪問を決意。 伊那の権兵衛峠のトンネルができるまでは、木曽福島は冬場のスキーの要衝。御岳、藪原、乗鞍方面へスキーに行く際は必ず通る道であった。そう、通るだけ(笑)。なので木曽福島の街中を見たことは30年以上前の学生時代から一切ないのだ。 そして権兵衛トンネルのおかげで木曽街道である国道19号の流れがすっかり様変わり。伊那谷を通る中央道へ多くのクルマがシフトしてしまった。   もうすぐ読書の秋 いつものように中津川まで自宅近くの瀬戸赤津インターから東海環状道と中央道を使ってワープ。 とりあえず本日最初の訪問先は「読書発電所」。「どくしょ」ではなく「よみかき」という集落にある水力発電所だ。 前回の記事 でも書いたがこの木曽川水系の発電所、福沢諭吉の養子、福沢桃介が数多く設置。この読書発電所もそうだ。建物も昔のまま、大正12年にできた当時の姿を残し、国の重要文化財になっている隠れ名所だ。わざわざ訪れるのはダムマニアぐらいなものであろう。 地名にちなんで、ここで読書会をしてみたいものだ。ちょっとネタを考えてみようと思う。   対岸の国道側より アーチの意匠がかっこいい 説明の看板 水路のパイプがまじかに 木曽福島徘徊 今回の道草は読書発電所のみ、ただ、出発が遅かったので木曽福島到着は昼飯時となってしまった。 前回の昼飯で少し失敗した感があるので今回はじっくり店選びをする。いわゆる「上の段」の街並み整備区にある和食屋が世下げであったが本日は平日にもかかわらず団体貸し切りでダメ。しばらくうろうろして、小さな居酒屋がランチ営業しているのを発見。そこにする。 ローカル居酒屋のランチ営業は意外と侮れないのだ。800円の日替わり定食をお願いした。本日のおかずはフライ盛り合わせだ。さすが居酒屋、小皿のおかずもたくさんついてきた。     木曽福島駅前、真正面の店以外は廃業済みだ こちらの居酒屋へ フライ盛り合わせの日替わり定食 食事をした後は上の段の街並みを歩き回ってみる。河岸段丘で削れた街並みだが、ここは飯田ほどではなく非常にコンパクトだ、すぐに木曽川におりることができる。平日なので人が少ないのが幸いして静かな街並みを

ツチノコを捕獲しに東白川へ

ツチノコを捕まえたい 皆さん、ツチノコってご存知ですよね? 10年ほど前、岐阜ツーリングをした時にツチノコをで町おこしをしているエリアを思い出しその方面にまた行ってみようかと思った。 そのエリアではツチノコの目撃例が 昔からかなり多く ツチノコ博物館 まである。 これだけ暑いと 変温動物の蛇であるツチノコは水辺に出てきているかもしれない、 あわよくばツチノコ捕獲で有名になり大金持ちだ(笑)。 久々の白川方面を目指す 自宅からは東海環状、及び中央道で中津川までワープ。そこからは木曽街道である国道19号 で東へ進む。 ここでそろそろ給油タイムなんだが中津川のガソリンが高すぎる!筆者自宅近辺で145円前後なのが170円前後だ。 とはいえ、ガソリンを入れないとなんともならないので、中津川の山口辺りで給油。 このガソリンスタンドを手前に木曽川に架かる橋があるのでそちらから行ってみることにした。まだ新しい橋で道もキレイなので以前から気になっていたのだ。 橋の上からは 木曽川の流れが良く見える。 この道は農免農道のようで尾根筋まで一気に登り、視界が広がったエリアを快走できる道だ 山頂辺りにはアコースティックギターで有名なタカミネのファクトリーがある。これは見学できるのかな?(調べたところ現在見学不能) 少し寄り道、付知峡に初訪問する。キャンプ場やら食事をするところもあり、景色はいいのだが、いまひとつメジャーになり切れないスポットだ。 谷筋の細い道を一周してみた。吊り橋があったが、キャンプ場利用者のみ通行可能のようであった。 木曽川乙姫大橋より上流 木曽川乙姫大橋より下流側 付知峡 付知峡 つっちー&のこりん、東白川のつちのこ館 というわけで、つちのこ館に到着。2度目の訪問となる。 つちのこマルシェなる農産物市をやるようになったのか。残念ながらつちのこは売っていない。表の看板に「あのつちのこいます!!」とあったのだが、どうやらゆるキャラのつちのこ「つっちー&のこりん」のことらしい。顔ハメ看板、いろいろなつちのこグッズを取り揃えているが、以前はこれほど多くはなかったような気がする。あと、ここの五平餅はつちのこの形をしているのが特徴だ(笑) つちのこ博物館は2階にあるのでご覧になってはいかがだろうか?たしか入場料300円。 また、カールおじさんのパクリキャラもいて意味不明な状況になって