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名阪デカ盛り大会へ

名阪デカ盛り大会へ

超大盛を食べたい

後輩から「チャーハニング」みたいなことがしたいと連絡が入った。「チャーハニング」とは某界隈で人気の大盛りチャーハンを食すことだ。聖地は岐阜の「サッポロラーメン21番 折立店」、ターゲットはチャーハン大(\800)だ。

名古屋市内にも「病気ライス」など全国区の大盛りメニューがあるが、いつでも行ける市内は後回し、そこで、我々は大盛り店が多い名阪国道方面を目指すことにした。名阪国道は奈良と三重を結ぶ大動脈。無料の高速道路名阪国道沿いにはトラックドライバー向けのドライブインが点在、さらに周辺の街道にも大盛り有名店が多数あるという、デカ盛り聖地なのだ。

通好みジャンクヤード横山商店

名阪国道の一つ手前、鈴鹿インターを降り、横山商店の偵察にいく。ここはジャンクヤード、くず鉄屋なのだが、国1バイパスから見える飛行機で有名なスポットだ。前回のチェックはちょうど去年の今頃、どうも飛行機が減ったようだ。双発機の「日本国」号以外の機体が見当たらない、かつて飛行機が置いてあったエリアは新たなプラントになってしまっていた。飛行機以外にも古い鉄道車両やトラックなど通好みのゴミがおいてあり観ているだけで楽しい。状態のよさそうな縦目グロリアは売り物だろうか。

伊賀上野デカ盛り有名店「松の家」

横山商店を観た後、どこに行くか協議した結果、伊賀上野の松の家に決定、後輩は名物のオムライスに挑戦したいらしい。加太あたりまで旧25号の山道を通り名阪国道で伊賀上野までワープ。正午少し前に松の家に到着した。店頭の謎ワード満載のタテカンに期待が膨らむ。意を決して店に入る、まだ早いのかそれほど混雑はしていない。エモいまではいかないオールドスクールな風情ある店である。店内のメニューポップも謎ワードに加え謎キャラが躍る、メニューを観ると仕出しもやっているようだ。

私はムリせず普通盛りの「ズッコケわらじかつ」、後輩は名物の「オムライス」を注文。普通のオムライスの倍の値段だが大丈夫だろうか?悪い予感しかしない(笑)。

わらじかつというのは草鞋の大きさほどあることを形容したカツ、しかし出てきたものは厚さが通常の3倍厚、しかも2枚と来た。ズっコケるわけだ。後輩はさらに悲惨、ご飯3合はありそうなオムライスの上にはステーキ、から揚げ、ソーセージ、さらに大盛りサラダ。バカ丸出しでもうデカ盛りを越えバカ盛りだ。さすがに彼も完食はあきらめテイクアウトとなった。こちらの店では中国のレストランのように「打包」が可能なのだ。テイクアウト可能とはいえ、メニューは十分検討したうえ注文したい。

青山高原~榊原温泉

このまま帰るのは惜しいので、青山高原を案内した。国道163より青山高原公園線に上る。途中、道路わきの林の中に昭和のコンクリ公園遊具を発見。初めて見るタイプだ。

青山高原頂上の風力発電群を観て、榊原温泉に降りる。榊原温泉のホテル廃墟群の様子をうかがいながら、昨年発見したヤバそうな宗教施設の偵察へ。人気はないものの、プランターの植物は手入れされているので、活動はしているようだ。

ふたたび鈴鹿インターに戻り、東名阪で愛知県に帰る