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金山駅あたりの下町散策~九番団地

金山駅あたりの下町散策~九番団地

久々の名古屋下町

前職の後輩に会うため、久々に名古屋市内へ。隠居のような形で田舎に引っ込むと、町中に出る回数も減ってしまう。どちらかといえば、都市部を散策するよりはクソ田舎、寂れた地方都市をめぐるのが好きなので、シティライフを楽しむ機会は激減中だ。待ち合わせに時間に間があるので、しばらく金山駅周辺を散策してみた。

金山駅周辺には「スワローハンバーガー」やゲテモノ専門店などあった気がしたが、もはや遠い過去。交通の要衝ではあるが、名古屋2線級の街として、今池、大曾根といった街と同じく、下町の歴史もある。仕事で訪れた以外は、名古屋市民会館でのコンサート、小学校高学年のころ名古屋スポーツガーデンにクラスメイトと遊びに来たことぐらいしか縁がない。すこし

金山総合駅南側のさびれたスナック街などをぶらつき、謎の宗教施設の方へ足を向けてみる。

新興宗教施設、大乗教にお参り

かつては謎の塔が街道からよく見えた宗教施設、子供のころ祖母にあそこはイスラム寺院だと教えられ、長年騙されたままであった。

この機会に、一度参拝させてもらおうと足を運んでみた。仏教系の新興宗教であるが、なかなか立派な施設である。本堂は斜面に立てられているため、下から眺めるとその大きさは圧巻である。以前から気になっていた巨大な仏塔は、信者の方たちがお参りする講堂であった。

最期を迎えつつあある沢上商店街

大乗教から通りを挟んで反対の西側に、古臭い建物を発見した。沢上商店街というらしい。例にもれずほとんどの店は閉店済みのシャッター街だ。地元の方にたまたまお話を伺うことができたのだが、それでも20年ほど前までは何件かのお店は元気であった、とのこと。さび付いたトタンや古臭い看板のまま放置された商店跡の合間に、建て替えられた住宅が並ぶストリートだ。ここの風格ある商店跡も、いずれ2×4住宅やマンションに置き換わってしまうのだろう。

名古屋有数のエスニックエリア、九番団地

後輩と合流し、久々の九番団地へ。近くにオサレなららぽーとができたにもかかわらず、相変わらずのゲットー風味が漂う。

まずはマイブラジルで食事。ここはランチ¥1600ほどのバイキング形式の店。曜日や時間帯によりメニューが変更になるので注意が必要だ。サラダや前菜で頑張りすぎると後がキツイと後輩にサジェストし、いきなり肉から食いまくる

満腹になった後は、となりのブラジルスーパーを案内してお土産を買って、後輩と再会を約束し帰路につく。

ブラジルスーパー定番