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初心者の参考に、キャンプツーリングの道具紹介

気になる他人の道具 真冬でも特攻するというやつを除いて、キャンプシーズンはほぼ終了であるが、ここで筆者のキャンプ道具を紹介しようと思う。 キャンプスタイルは基本的にキャンプ場で寝るだけというスタイル。昨今流行りの焚火だのスキレットだのはやらない、ガーランドだのピクニックセットなどのおしゃキャングッズも持っているのだが荷物になるので持ち出したりはしないというある意味割り切ったスタイルだ。 なぜこのスタイルに行きついたかというと、まず荷物をとにかく減らしたいという点と、最も荷物が増える調理をしなくなったからだ。調理していたころは関係グッズがプラコンテナ1箱分、もしくはバイク用のサイドバッグ1個分ほど占拠していた。 地元の名物を食べ歩くうち、調理する気がなくなったので思い切ってやめてみた。食いっぱぐれたら今ならコンビニがあるので安心だ。   キャンプ道具の浦島太郎です 古い道具ばかりであるがキャンプツーリングしたついでに道具の棚卸をしてみた。最後に動画がありますのでご覧ください。そろそろ買い替え時期に来ているものがあるのでまた何か購入したら紹介したいと思う。最近の製品についてはよくわかっていないので研究中。 テント かつての大ベストセラー、ダンロップツーリングテント バブル期すごく売れたテント。ツェルト式テントにバックボーンを加えた構造、見た目はツェルトが斜めなった感じ。古座川のキャンプ場で強風にあおられフレームが歪んでしまったが、いちおう使えるので捨てずにとってある。   ノースフェイスのテント フレームが歪んだダンロップテントに嫌気がさし購入。当時日本では売っていなかったものだ。このころからすでに中国製ではあったが、製品の出来は良い。3本のポールをクロスさせるので構造的に強く強風にあおられても耐えられる。酷使のため雨の浸透が目立ってきたのでそろそろ買い替え時か。 新婚旅行時、アンカレジのREIで購入したTNFのテント、3本ポールで頑丈であるが夏用。 寝具 アマゾンで買ったインフレータブルマット 正直安物無名ブランド製。銀マットがイヤになったので枕付きのマットに、それまではタンクバッグや上着を丸めて枕にしていた。 銀マット 春先や高地でキャンプする際、180X180の薄いものをグランドシート代わりに持っていくことがある。 ISUKAの夏用軽量シェラフ かなり昔、奮発して

西日本ツーリング最終日 岡山県英田郡西粟倉村から愛知県に帰る

ゲストハウス あわくら温泉元湯 せっかくの温泉ゲストハウスなので、まずは朝風呂。一緒に朝風呂をしている山形から来たという人と話すが、じつはこのゲストハウス、ローカルベンチャー界隈では結構有名で、その山形の人もうわさを聞きつけ視察がてら遊びに来たという。たしかに人口1600人の村とは思えない作りのゲストハウスで、昨晩も非常に繁盛していた。若手の移住者もかなり多くなっているそうだ。スタッフの一人は猟師になるためこちらに移住してきたと言っている。 美作の山の中をひた走る またもや山道の連続である。いい加減飽きてくるが仕方ない、これが日本の景色なのだ。海外に行ってもたぶん同じであろう。以前夜行列車で行った内モンゴルの草原も観ているうちに飽きてきたし。 途中、林業も村らしくチェーンソーアートで作ったキャラが並ぶ峠の切通があったぐらいで、山ー集落ー山ー集落の繰り返しである。 丹波竜化石工房ちーたんの館 丹波の街中を走っていると前方に巨大な寺院が。看板によると新興宗教の円応教の寺院のようだ。ガソスタで給油ついでに尋ねてみたら、信者でなくてもお参りはできるそうで、本年は100周年でイベントが目白押しだそうな。100年続いたので新興宗教というのも変な話だが。 そして、すぐ先に恐竜の博物館を発見。この地で恐竜化石が採掘されたようだ。Youtube で人気のキャラ、かわうそのちぃたん☆と同じような名前の詰め込み過ぎキャラがお出迎えだ(笑)。2006年に発掘ということなのでそんなに古い話ではなく、チャンスとばかり町おこしネタに恐竜を使っているようである。川の少し上流に発掘現場があり、そちらも見学できるようになっている。もちろん売店併設だ。 丹波の小京都、篠山で昼休憩 かねてより訪問して観たかった篠山に到着。が、あまりにも観光化され少々肩透かしだ。バイクを駐車場に止め、ローカル食堂へ。ここ篠山はイノシシが名物らしい、対面の通りには「かに道楽」のかに看板のように巨大なイノシシオブジェを飾った店がある。注文は名物の牛トロ丼だ、トロといってもマグロのトロではなく、とろろ芋が丹波牛の上に載っているというだけの話。 昼食後は篠山の街をバイクで徘徊、おみやげに焼き栗を買う。今日帰宅するので夜家で食べよう。北京でも最終日に焼き栗を買ったな、そういえば。 亀岡、夢コスモス園のカ

西日本ツーリング16日目 島根県松江市から岡山県英田郡西粟倉村へ

まずはモーニングチンポ、珍宝石さん まだ、雲は重いが、明け方まで降り続いた雨は上がりそうである、天気予報もそういってるし。温泉宿なので起きぬけに朝風呂を浴び、1時間ほど支度をしたのち出発だ。 まずは玉造温泉のすぐ奥にある「珍宝石さん」へ、その名の通りチンポを祀った小さな祠があるという。 峠道を少し上ったところに鳥居を発見、標識のモニュメントは立派なんだが、道路わきの隠れたところにこじんまりした社である。肝心の珍宝石さんはあまり目立たなく、代わりに木製の巨大チンポがオッ立っている。巨大といっても1メートルちょっとの高さだ。あとは粗チンサイズの奉納品と思われるチンポがいくつか。   松江市街地の次はまたチンポ、八重垣神社 次に向かった先は松江の市街地である、まずはマクドでモーニング。県庁所在地といえど超マイナー県の島根なので商店街などの崩壊がみられるのではないかと思い街中を探索する。一部岸壁沿いに古臭い建物が中途半端に残っているエリアがあった以外は、意外と繁栄している、さすが県庁所在地だ。 島根県といえば竹島、資料館があったのだが、まだ開館前で中には入れず。そういえば家に『島根県竹島の新研究(1965)』があった気がしたが長年見かけない、処分したかもだ。 有名観光地松江城もあるのに次の目的地は松江のチンポ神社「八重垣神社」だ。普通の神社の一角にチンポを祀った社があるだけなので、愛知の田県神社のようにチンポメインではないので注意。ただし向かいのお土産屋で各種チンポグッズ、チンポ食品を売っているのでお好きな方は是非どうぞ。     美保関隕石メテオプラザ さてお次は、松江から境港方面へ進み美保関にある隕石博物館メテオプラザだ。中海を挟み橋を渡れば鳥取という県境までやってきた。 さっそくメテオプラザに入場、建物の上部は隕石の形となっておりB級臭がプンプン臭う。最初にその隕石ドームの内側に当たるホールでの映像紹介、次に大げさな展示ケースに鎮座する隕石とくる。隕石自体は30㎝もない小さなものだ。残り半分は隕石が直撃した松本さん宅の模型や、穴が開いたタタミ、新聞記事の寄せ集めなど、はっきり言ってどうでもいい展示ばかりである。お土産に元チューリップ財津和夫の歌う美保関隕石のテーマ曲のCDを購入、いまどき8㎝CDだ。おそらくメテオプラザができた当時からの売れ

読書発電所で読書!そしてカカシストリート

読書の秋 読書の秋ということで、みなさんはどんな本を読まれているのだろうか? 夏から木曽谷方面へ何度かツーリングしている際、国道19号の対岸に見える読書発電所が気になり、実際に対岸に渡り外から見学してみた。ここも福沢諭吉の養子、福沢桃介が大活躍した木曽谷電源開発のうちの一つである。 で、名前が「読書発電所」なので、ここで読書をしたら面白いのではないかとネタを思いついた。ほんとうの読み方は「よみかき」なんですけどね。 とりあえず、新しい紙の本とキンドル本をダウンロードしたタブレットを持って出発だ。ルートはいつもの東海環状~中央道中津川、そこから国道19というワンパターンルートだ。というか高速を使うとそれしか選択肢がなくなる。下道であれば国道366、もしくは国道153清内路峠越えを選べるのだが。 2時間かからず読書発電所に到着。早速読書タイムだ。 ついに実現!読書で読書 読書する気マンマンでやってきたのはいいが、座って読書するための折り畳みイスを忘れてしまった、よって今回は立ち読みとなる。 まずは筆者がいつもお世話になっている出版社パブリブの最新刊『超高層ビビル5 韓国編』だ。30年前のソウルしか知らない筆者はここまで開発が進んだかとびっくりしてしまった。 こちらの『超高層ビビル5 韓国編』はどちらかというと写真集に近い作りなので気楽に読んで、また、大判なので表紙を見せて本棚のインテリアとしても最適だ、5となっているとおり、過去に日本や海外の高層建築を扱ったシリーズ作品がある。     発電所なので発電を試みる そしてもう一つのネタを仕込んだタブレットを取り出しキンドル本を読む。宇納鴻一郎の『ためいき』だ。「わたし、今年入社したばかりのOLなんです……」といったような女性視点の独特な文体で一世を風靡した官能小説家の作品である。筆者が高校生のころ 富島 健夫や川上宋薫とともに官能小説を連発していた大御所だ、しかも東大文学部、芥川賞受賞とスゴい作家なのだ。 ところがあまりにも昭和の描写で、少しもピクンと来ない。まぁ今更こんなんで抜ける方がどうかしてると思うほど時代は変わってしまった。かといって萌え絵が表紙の最新エロ小説を落としてみたのだがこれもピクンとも来ない、人生の黄昏を感じてしまった。 というわけで発電は不発に終わり、この企画は失敗。イケアの手回し電灯もってくれ

西日本ツーリング15日目 山口県萩市から島根県松江市へ

萩といえば津和野 そういえば昔、萩~津和野ツアーが人気だった時代があった。70年代終わりぐらいのことだ。アンノン族といって今でいうスイーツ(笑)みたいなのがこういった古い城下町を席巻した時代があったのだ。アンノン族というのは当時人気のあった女性誌「an.an」と「non-no」でこういった古い街の旅行特集が組まれ、女性の個人旅行が大流行りしたのだ。その様子はさだまさしの『絵はがき坂』の一節にも歌われるほどであった。でも「an.an」と「non-no」って読者層がかなり異なるはずで、当時「an.an」はアーリーアダプター向け、「non-no」はマジョリティ向けで、一緒くたにアンノン族とまとめられてもおかしな話になり、実態はよく見えてなかったのではないだろうか?出版不況の今もこの両雑誌が発行中なのもすごいことであるが。 飛騨高山のようにいまだに勢いの衰えない街もあれば、萩のようにオワコンとなった街もあり、こういったブームはいろいろ影響を残すこともある。 ヨタ話はこれくらいにして、萩に寄ったので本日最初の訪問先は津和野に行くことにした。   佐々木小次郎の墓 津和野へ行くのにナビが県道にショートカット、偶然であるが、宮本武蔵との決闘で有名な剣豪佐々木小次郎の墓があるところを通過、観ることにする。 田んぼの奥の山の中を数百メートル進みひっそりと祀られていた。この周辺は隠れキリシタンの里だったらしく、来る途中にもそういった遺跡の標識が出ており、この佐々木小次郎の墓のすぐ横にも隠れキリシタンの墓がある。また佐々木小次郎の嫁がキリシタンであったということが碑に書いてある。バイクに戻る際、泥で足をすくわれ思いっきりズッコケてしまい、左のひじを痛めてしまった。幸いにも手首でなかったので救われた、また舟状骨を折ったら家に帰れないことになってしまう。 津和野 山陰の小京都、津和野に到着。雨がひどく歩き回る気にもなれない。バイクでぐるっと様子を見たが、もはや停車もしたくないほどの雨だ。とりあえず駅前で雨宿りを兼ねた休憩をする。お土産屋は営業しているのだが駅前の商店街の普通の店はやっているのか閉まっているのかわからない状態だ。少し離れた山の上の神社に上り、津和野全景を見下ろしてみる。   糞みたいな雨の中、浜田で昼食 初めて耳にする名前の街、島根県浜田市。昼飯時にちょうど通過となっ