ゲストハウス あわくら温泉元湯
せっかくの温泉ゲストハウスなので、まずは朝風呂。一緒に朝風呂をしている山形から来たという人と話すが、じつはこのゲストハウス、ローカルベンチャー界隈では結構有名で、その山形の人もうわさを聞きつけ視察がてら遊びに来たという。たしかに人口1600人の村とは思えない作りのゲストハウスで、昨晩も非常に繁盛していた。若手の移住者もかなり多くなっているそうだ。スタッフの一人は猟師になるためこちらに移住してきたと言っている。
美作の山の中をひた走る
またもや山道の連続である。いい加減飽きてくるが仕方ない、これが日本の景色なのだ。海外に行ってもたぶん同じであろう。以前夜行列車で行った内モンゴルの草原も観ているうちに飽きてきたし。
途中、林業も村らしくチェーンソーアートで作ったキャラが並ぶ峠の切通があったぐらいで、山ー集落ー山ー集落の繰り返しである。
丹波竜化石工房ちーたんの館
丹波の街中を走っていると前方に巨大な寺院が。看板によると新興宗教の円応教の寺院のようだ。ガソスタで給油ついでに尋ねてみたら、信者でなくてもお参りはできるそうで、本年は100周年でイベントが目白押しだそうな。100年続いたので新興宗教というのも変な話だが。
そして、すぐ先に恐竜の博物館を発見。この地で恐竜化石が採掘されたようだ。Youtube で人気のキャラ、かわうそのちぃたん☆と同じような名前の詰め込み過ぎキャラがお出迎えだ(笑)。2006年に発掘ということなのでそんなに古い話ではなく、チャンスとばかり町おこしネタに恐竜を使っているようである。川の少し上流に発掘現場があり、そちらも見学できるようになっている。もちろん売店併設だ。
丹波の小京都、篠山で昼休憩
かねてより訪問して観たかった篠山に到着。が、あまりにも観光化され少々肩透かしだ。バイクを駐車場に止め、ローカル食堂へ。ここ篠山はイノシシが名物らしい、対面の通りには「かに道楽」のかに看板のように巨大なイノシシオブジェを飾った店がある。注文は名物の牛トロ丼だ、トロといってもマグロのトロではなく、とろろ芋が丹波牛の上に載っているというだけの話。
昼食後は篠山の街をバイクで徘徊、おみやげに焼き栗を買う。今日帰宅するので夜家で食べよう。北京でも最終日に焼き栗を買ったな、そういえば。
亀岡、夢コスモス園のカカシコンテストを見る
そろそろ亀岡の中心部に差し掛かるころ、多数のカカシを発見。かなり大量にあるのでカカシコンテストでもやっているような雰囲気だ。気になったので寄ってみることにした。
ここは秋はコスモス、春は菜の花いっぱいになる公園で、イベントなどで多くの人が来るようだ。入場料500円を払って中に入る。カカシというにはオーバークオリティなものが多数あり、しかも一人の制作者の作品だ。カカシ名人といったところであろうか。
高速で帰宅
カカシコンテストを見終わり、すぐ先の京都縦貫道に乗り、京滋バイパス~第二名神~東名阪で帰宅。途中の休憩は御在所サービスエリアの1回のみ。高速は景色がつまらないので止まる気になれないのだ。
17時ごろ自宅到着、あまり疲れていないので、すぐにダウンとはならなかった。キャンプ道具の片づけやら洗車をして、やっと気分が落ち着いた。17日間にもおよの旅は人生初、もっと若いうちに旅をすればよかったと後悔の念もあるが、時間の余裕ができたのでまた旅に出よう。