大竹敏之氏のガイドツアー 先日、大竹さんのツイッターを見ていたら「大ナゴヤツアーズ 名古屋の純喫茶めぐり~びぎん、喫茶ユキ 編~ 」の定員にまだ余裕があるとのことで緊急募集がかかっていた。郊外の田舎で生活してもう20年、名古屋市内の事情には疎くなり、そもそも大ナゴヤツアーズなるイベントすら初めて聞くので突然興味がわきギリギリで参加申し込みをした。 その大ナゴヤツアーズであるが、HPによると名古屋市の外郭団体がバックアップする大須のNPO法人が手掛けているらしい、いろいろな企業や今回の大竹さんのようなガイドと協業し、身近な街歩きや体験型イベントのツアーを企画し、なかなか好評のようである。 天気がいいので三河の山をバイクを乗り回したいところであるが、本日は公共交通機関で名古屋市へ出動となる。時間を間違え30分早めに到着してしまい、スマホで『まんだら屋の良太』を見ながら時間をつぶす。 大竹さんに挨拶ののち今回のツアー代金\2000を支払い受付終了、なお今回のツアー、各店での会計は別途支払いとなる。それぞれのツアーでいろいろ会計の違いがあるようなので参加の際は説明をよく読んでいただいた方がいいだろう。 訪問先はどちらも私にとっては初見となる、長年地元に住んでいながら行っていない場所というのは多いものである。 自家焙煎の びぎん へ まずはスカイルと丸栄の間の通りを南下してすぐのコーヒー専門店「びぎん」を訪問。こちらの店は古くから自家焙煎のみで商売されていて、名古屋名物の「モーニング」や食事メニューは一切ない硬派な喫茶店である。近年こういったスペシャリティーコーヒーを提供する店は数多くあるが、「びぎん」先代店主が高度成長期に普通の喫茶店からいちはやく業態変更し、コーヒー専門店の草分けとなった歴史がある。 こちらの「びぎん」で参加者はそれぞれ思い思いのコーヒーを注文し、味わいながら大竹さんの名古屋の喫茶店カルチャーに関する講義を聴く時間となる。 「びぎん」の若旦那は数年前まで東山通で「マド」という自家焙煎店を構えていたが、こちらの実家に戻り自分の味を研究中とのこと。おススメはまずはレギュラーブレンド、どこの喫茶店に行ってもその店の顔メニューなのでまずは試してほしいと、また深煎りしたマンデリンは極端な味であるがうちの最右翼メニューであるというようなことを大竹さんとの...