愛知県から本州最南端潮岬へ1泊2日ツーリングを敢行
GWの連休を利用し紀伊半島の先っぽ潮岬キャンプ場をめざし原付ツーリングしました。せっかく買ったヤマハギア、バイク趣味というなら下駄代わり以外の活躍の場を与えねばなりません。
初日午前6時に出発
寝過ごした(笑)、本来は潮岬まではグーグルマップのルートによると350㎞、50㏄原付なのでおそらく走りっぱなしになるので5時出発のつもりであった。仕方ないので粛々と名古屋市内を横断する。普段あまり名古屋市西部には行かないので302号あたりはかなり変貌していた。
海部郡に入ったあたりで雨が降りだし合羽を着るがジンクス通りすぐ雨はやむ。木曽三川をわたり桑名まで2時間かかったことになる。四日市市内の渋滞を抜けようやく朝食にありつくがせっかくのツーリング、コンビニ飯とは我ながら情けない。ここで嫁に途中経過のLINEを入れる。
亀山国1バイパスで日本国の飛行機に遭遇
国道一号線バイパスを快走していると右手に飛行機が現れた、解体屋らしきヤードの展示物っぽいが航空機マニアにはそこそこ有名なスポットらしい。
関宿の手前で本日1回目の給油、名阪国道は原付不可なので旧道の大和街道へ進む、川と関西線が交差する道を進み、難所の採石場を過ぎれば伊賀上野だ。伊賀上野からは大和街道はしばらく直線の快走ルートとなる。
名張方面へ進路を取るが伊賀上野の中心部でしばらく迷子になる。国道422を捕え大阪のベッドタウン桔梗が丘を経て名張市内へ到達するも渋滞に巻き込まれてしまう。国道165へ進み道の駅でいったん休憩をとる、時刻は午前11時だ。休憩ごとにLINEを嫁に入れる。
宇陀市を通り抜ける際、また雨が降ってきた。コンビニのイートインで昼食とする。ちょっと手前にお洒落なカフェがあったので後悔したがこの雨では仕方ない、雨宿りがてらの昼食となった。
ひたすら紀伊半島中央部を南下
その後紀伊半島中心部を南北に貫く国道169に進路を取る、昔に比べ随分道は広がり綺麗になったものだ、とはいえそこは山道なのでヤマハギアは結構な勾配の長い登りで時速20km/hに速度低下、渋滞製造機になってしまう。
峠を越えバスフィッシングの聖地、池原ダム上流の上北山の道の駅で休憩する。
下北山の集落から七色ダム方面に進み和歌山県の飛び地北山村の道の駅で休憩する、ここでじゃばらドリンクなどお土産を買い込む。時刻は午後3時を過ぎている、あまりのんびりともしていられない。ひたすら進むのみだ、新宮川と交わる国道168に到達、新宮まであとわずかである。
太平洋沿いを50㏄原付で快走
新宮市内で本日2回目の給油。日が傾き始めた太平洋沿い国道42を串本に向けて走る、この道はいつ来ても気持ちがいい。午後6時、たいしたトラブルもなく、ようやく潮岬キャンプ場に到着。GW中は無料とならず1000円入場料が必要であったが、このロケーションなら十分お値打ちといえよう。ついでにGWも後半なのでガラガラであったので入り口から遠からず近からずの場所にテントを設営できた。その後遅れてキャンプ場に来たきたドカティの人とちょっと話す。
串本の街に繰り出す
ツーリング最大の楽しみ、地元のグルメを堪能するため寿司屋を物色する、10年程前訪れた寿司屋を失念してしまったので適当に店構えで選んでみた。今日はずっとコンビニ飯だったのでまともな食い物にありつけるだけでも感謝である。
さすが海産物に事欠かない紀南、おまかせで2500円で握れると大将が言うものだから少しだけ贅沢して3000円で握ってもらった、締めは絶品のあら汁。
コンビニで飲み物を買っていると先ほどのドカティの人も酒を買い出しに来ていた。あとで一緒に晩酌でもしようかと思っていたが、テントに戻ったらすぐに気絶。そのまま朝まで熟睡となった。