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リトルカブ、佐久島へテストツーリング

レストア完了、ツーリングに出発 今回のルート 謎のストールの原因がわかりレストア完了、近場で行ったことのない佐久島へ行ってみようと思う、距離は片道50㎞ほどのプチツーリングである。この謎のストールには2週間以上悩まされた、まさか新品のタンクキャップの穴詰まりとは思いもしなかった。 USBは取り付けたのだがスマホホルダーがまだないのでバッグにスマホを入れ充電する。午前8時ごろ自宅出発、せっかく島に渡るので釣りの道具も持参する。4.5mの磯竿とちょっとした仕掛けだけであるが久しぶりの釣りなので楽しみだ。 国道155で豊田市を南下する、平日なのでトヨタ関連のはたらくクルマでところどころ渋滞にはまる。知立の手前のコンビニでコーヒー休憩、八橋かきつばた園の裏道を進み、旧東海道の松並木を過ぎ安城方面へ向かう。ところが三河安城駅手前でストール、これは単純なガス欠であったのでリザーブに切り替えすぐそばのガソリンスタンドで給油となる。 デンソーの城下町、豪華な三河安城駅を横目に県道12をひたすら南下、西尾市中心部を縦断する、西尾駅前も随分道が広がり再開発がなされたようだ。三河の小京都といわれる西尾の古い町並みも10年前に行ったきりなのでまた機会を見つけて訪れたい、武家屋敷群とか健在であろうか。 佐久島に渡る、長年愛知県に住んでいながら初上陸だ 連絡船は佐久島町営なのだ 一色町の国道247に突き当たる、流行ってなさそうな釣り具屋で釣り餌を購入、すぐ近くのコンビニでお弁当と飲み物、釣り餌に転用できそうな魚肉ソーセージを買い連絡船乗り場のある一色お魚広場に向かう。 渡船乗り場で切符を購入するも次の出航まで1時間以上あるので市場をうろつくが買うものもなく無駄に時間を潰す。 出航時間が近づいてきた、ここから先は歩きとなりバイクは船着き場の駐輪場に係留となる。平日といえど結構な人出だ、おしゃピクをするのだろうか意識高そうな女子や若夫婦が続々と乗り込む、インスタ映え用であろうウクレレを小脇に抱えた女子もいた。あきらかに自分は場違いである。 アウェイ感にさいなまれながら船は20分ほどで佐久島に到着、とりあえずは釣り桟橋を目指す。先客は二人、どちらも釣れていないようであった。早速仕掛けを作り釣りを始める。 実質ボウズ、もう釣りは辞めると何度目かの誓い アートの島ということで佐久島は意識高い系の島だ と

気温が高くなってきたのでヤマハギアのオイル交換をする

初オイル交換 3月に我が家にやってきて以来2000㎞ほど走ったのでオイルを交換してみる。 4stヤマハギアにはドレンボルトが2か所あるらしく、とりあえずサイドスタンド付近の左側12mmドレンボルトからオイルを抜くことにする。 もう一つのドレンボルトはクランクケース底部中央の19mmだ ドレンボルトが緩まない インパクトを当てても緩まず、レンチを少し叩いて緩めた、出てきたオイルは当然真っ黒だ、オイル受けパックがスタンドの下に入りきらず少しこぼしてしまった。 10w40のホムセンオイルを注ぐ 金がないので安オイル、カーマDCMの安オイルだ、しかもシャンプー詰め替えパックのような容器、邪魔な空き缶が出ずごみ処理が楽である。これを指定量注ぎオイルレベルを確認のうえエンジンをかけてみる。エンジン音が静かになりオイル交換をして正解であった。 オイル銘柄の選択ポイント 安オイルを頻繁に変える派なので規格さえ合えば銘柄にはあまりこだわりはない、ましてや下駄代わりの原付なので運用コスト第一で考える、もともとヤマハギアはそういうバイクなのでこれでいいのだ。オイル選択には適当派である自分の他に 純正派 こだわり派 があると思う。純正派は何が何でもメーカー純正か推奨品しか使わない奴、元々自分はこのタイプだったが、スズキTS200R時代純正のCCISよりホンダウルトラ2のほうが煙が少ないとか、レッドバロンのエルフオイルで不具合はないなどの経験であまり気にしなくなった。メーカー純正品でもメーカーが石油プラントを構えているわけではなく石油会社にOEM出してるだけなんでよほどそのメーカーのファンでない限り無理にこだわる必要はないと思う。 しかし自分のようなシビアコンディションを必要としない向きとは関係なく、日本経済を回すためこだわり派はとことんこだわって欲しいと思う。 ヤマハギア(UA06J) 初回オイル交換、ドレンボルトが緩まない!Yamaha Gear Oil Maintenance 銘柄よりも自分のバイクに合ったオイルの規格を把握しておきましょう CASTROL(カストロール) エンジンオイル POWER1 4T 10W-40 MA 部分合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L HTRC3 ヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA 10W-4

キャブ調整もバッチリなのにガス欠症状になるリトルカブ

レストア完成したのでテスト走行に出る 腐ったパーツを変え、町内1周テストも万全、キレイに吹け上がりエンジンは絶好調である。町内1周テストの次は通勤テストである、片道30㎞の事務所までのプチツーリングをテストとする。 幹線道路も流れに乗れ調子がいいと思っていたが15㎞ぐらいのところでゴボゴボいいながら止まるガス欠のような症状が発生した。当然昨日入れたばかりのガソリンは満タンだ、何度キックをしても不動のため、チョークを引くと始動。数㎞ごとにストール~チョーク始動をくりかえすこととなった。ここで気づいたことは信号停止でストールしそうになるときチョークを引けばとりあえず止まらないということであった、これは以前キャブのMINI1000に乗っていた時に経験した夏場のパーコレーションとそっくりの現象だ。 キャブ調整沼にはまる パーコレーションということは燃料が薄いということだが、エンジンが十分熱くなっても最初の30分ぐらいは普通に走る、ためしにキャブのフロート室を触ってもたいして熱くはなっていない。燃料タンクのゴミがジェットに詰まるからだろうかとも考えた。 そこでとりあえずキャブを外し洗浄することにした。 http://returnrider.net/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0727.mp4 ごらんのとおりストレーナーもフロート内部もすごくキレイで整備の必要はないほどだ。念のためにキャブクリーナーで洗浄し、組付け直してみた。 もう一度通勤テストをしてみたが症状は全く変わらず、もう一度キャブをばらしてみるが全く見当もつかず途方に暮れる。 原因は新品燃料キャップ とりあえずは走れるので近所の足にしていたが、ある時症状が出てストール。このときはガス欠の疑いもあったので燃料キャップを開けてタンク内を確認、キャップを開けたままエンジンをかけるとあっさりと始動。新品なら大丈夫だと信じ切っていたため燃料キャップの穴詰まりは想定外であった。 穴を詰まらせていたのは傷防止のエナメル塗膜のカス。エナメル塗膜をはがしたはいいが燃料キャップ裏側に回っている部分はキレイにはがしきれずカスが残っていたのだ。それが空気穴のあたりだったので詰まりを起こして燃料供給がとまりストールというしょーもない原因であった。 カスを取り除いた後は徐々に穴が広がり今は問題なく使えている。

バイクの聖地浜松へ巡礼ツーリング(後編)

静岡オンリーのステーキレストラン、「さわやか」初体験 今回のルート ヤマハコミュニケーションプラザを出発し静岡名物「さわやか」のハンバーグを食すべく、店を探す。グーグル先生によると磐田本店が近くにある、ヤマハコミュニケーションプラザから2㎞ぐらいのところなのですぐそばだ。しかしながら正午前に到着するもすでに入り口まで人があふれている、受付をすますがかなり待たされそうだ。せっかくここまで来たので長澤まさみのサインを見ながら我慢して待つことにする。45分ほど待ってようやく席に案内された、お初ということもあり注文するのは名物の「げんこつハンバーグ」だ。   静岡に行くならぜひ 静岡のスーパースター長澤まさみのサインが。AKBのサインもあった これが名物げんこつハンバーグ、テーブルで店の人がハンバーグを半分に割って最後の仕上げをする。 鈴菌のパンデミック発生地「スズキ歴史館」へ すっかり腹いっぱいになり次に目指すのはスズキ歴史館だ、スズキ本社前にあるとのことなので浜松中心部へ進路を取る。いつ来ても浜松中心部はわかりにくい、渋滞はなかったが少し迷って国道257に進み右手にSUZUKIの字をみる、右折して旧道に向かい歴史館に到着だ。予約番号を受付のお姉さんに伝え、ついでにスズキ謹製湯のみをお土産に購入する。こちらは見学に際し事前予約が必要なので出かける向きは要注意だ。 あまり興味のなかったスズキであるがトヨタと同じく自動織機が創業のルーツであるとは今回初めて知った発見である。興味がないといいつつ車歴に実際何台かはスズキ車があるのだが購入理由はただ単に「安かった」からということで特にこだわりがあったわけではない。こちらでもかつて自分が乗っていたバイクがあり、しばし思い出にふける。 スズキ本社ビル 歴史館ロビーには歴代チャンピオンのマシンが展示。懐かしのハーベーカラーのGSX耐久レーサーだ 創業は自動織機 ウルフT90、載っていたものと同じ色 バンバン50、これのブルーメタ花柄シートに乗っていた 70年代スズキ謹製のBMX、フロントサスはボトムリンク(笑)、鈴菌と揶揄されるのは昔からだ。同時期にバイクと同じ星型キャストホイールのジュニアスポーツ車もあった。 愛知県に帰る あまり長居すると鈴菌に感染するので出発する、手遅れになってハヤブサ衝動買いとかになっては離婚必至だ。いつも釣りに

バイクの聖地浜松へ巡礼ツーリング(前編)

ヤマハギアで三河山間部を横断し浜松へ 天気の良い5月後半の休日、浜松まで日帰りツーリングを実施しました。カワサキ以外の日本のバイクメーカー3社創業の浜松にてバイク博物館めぐりをするつもりだ。残念ながらホンダだけは埼玉県の博物館が拠点なのが、本田宗一郎生誕の地にてちょっとした博物館があるのでそちらを見る予定である。 天気は最高、絶好のツーリング日和 山の中は寒すぎる、ライディングウェア選択は慎重に 午前6時半自宅出発、猿投グリーンロードを経由し香嵐渓にて国道420へ進む。段戸山を登り当具津川沿いに降っていくルートとなる。まずは山越えの前に香嵐渓のセルフスタンドで給油、香嵐渓からの登りは時速30km/h以下の渋滞製造機となるが幸いにも交通量は少なくのんびりマイペースで段戸山まで登っていく。しばらく来ないうちに新しいトンネルができ快走ルートとなっていた、ぜひとも大型バイクでクルージングしてみたいところである。 5月後半というのに当具津川沿いの谷筋は肌寒く、ウインドブレーカーを羽織っても体の芯まで冷える。国道257から旧伊那街道に進路変更、山の中なのになぜか「海老」という集落を過ぎ、完全に下界に下りたところで本日初の休憩、総菜パンとコーヒーでコンビニ朝食とする。 再び国道257に合流、本長篠を越え道の駅鳳来三石でいったん休憩とする。こちらでは浜松のクラシックバイクの集団に遭遇、戦前の英国車も何台かいて壮観であった、これがクラシックバイクを愛でる本来の「旧車会」である、すべて自走とはたいしたものだ。 本田宗一郎の精神に触れる「本田宗一郎ものづくり伝承館」 本田宗一郎の業績をまとめた博物館である 引佐まで来たあたりで国道362に乗り換え天竜区二俣をめざす、二俣は本田宗一郎の生まれ故郷だ。地元役場とボランティアで本田宗一郎の偉業を紹介する「本田宗一郎ものづくり伝承館」という博物館を運営している。開館時間の30分ほど前に到着、ボランティアのおじさんに旧日本陸軍のスパイ養成学校中野学校のことを尋ねる、すでに校舎はなく記念碑だけとのこと。 10時オープン、本田宗一郎ものづくり伝承館」館内を見学、展示は本田宗一郎の自伝に載っている内容であったが分かりやすくまとめられており、子供の夏休みの宿題ネタにもよさそうであった。こちらでおみやげにカブの手ぬぐいを購入する。 役場の一角に陸軍中野学校跡

リトルカブをとりあえず走れるようにレストア

アマゾンでバッテリー購入、取り付け とりあえずバッテリーレス動くにしてもいずれUSB充電とかしたいのでバッテリーを購入。YT4L-BS互換であればいいので一番安い中華バッテリーを選択、気になる向きはGSユアサなどの有名メーカーのバッテリーを推奨します。 ホコリまみれのバッテリーケース周辺をとにかく掃除する、このときはまだコンプレッサーがなくすべて手で掃除した。取り付け自体はとても簡単なものなので誰にでもできる作業であろう。   エアクリーナージョイントパイプ交換 カチカチに硬化してしまったエアクリーナーとキャブレターをつなぐ部品、外そうとグリグリするがまったく外れない、他の人の整備ブログを見るとあっさり外しているのだが外れる気配は一切ない。お湯で温めてみたりしてゴムを柔らかくしようとしても無理だ。仕方ないので強引にカッターで破壊した。 燃料ホース交換 硬化してカチカチのうえ、端っこが裂けている燃料ホースを交換。エアクリーナージョイントパイプとともにカブ関係の有名ショップ、ナナカンパニーの通販で取り寄せた。ナナカンパニーは自宅近所なんで在庫してるなら直接買いに行った方がいいかもしれない。 スピードメーターケーブル調整 スピードメータが作動しない理由はメーター側のケーブルが外れていただけであった。しかし、養生しないと止めねじがステムの中に落ちてしまうのでハンドル回り整備の際は要注意だ。 ブレーキランプスイッチ調整 ブレーキランプが付きっ放しになるのはリアブレーキスイッチが錆びて接触したままになっていたためであった。スプリングテンションを強めCRCを吹いて復活した。 ヘルメットホルダー交換 鍵が分かれるのは嫌なのでキー3点セットをアウトスタンディングで購入、これで鍵1本でOK,ハンドルロックのねじをドリルでもむのに苦労した。ついでにベトキャリを購入。 いちおうレストア作業終了 これでとりあえず走れるようになるだろうと思っていたのだが、とんでもない伏兵が潜んでいた。そのあたりは別の記事に書きます。最後まで読んで下さりありがとうございました。   ヤフオクで買ったリトルカブ(c50)の整備 Honda Super Cub Restore

ヤフオクでリトルカブを落札

浜松の本田宗一郎ものづくり会館に展示されている初代スーパーカブ スクーターはもうあるのでミッション原付が欲しい ヤマハギアを購入した市内の解体業者をヤフオクのフォローリストに入れ日々観察をしている。こちらの解体業者、出品数も多くだいたいのヤフオク相場からすると状態を考えれば妥当なところであろうかと思う。 というわけで自分のオモチャが欲しいのだが、長男の通学用という名目で毎日ヤフオクを眺めていた。しかしながらDT50が10万円近くするなどミッション50cc原付は解体屋価格といえど高すぎる、マグナキッドのマグナ50も変な改造が施された状態で6万円以上のものばかりだ。定番のモンゴリダックスは変なプレミアがついてもはや庶民のホビーとは言えない状態であるのでカブかヤマハYB系、スズキK系の出物を待つことにした。 割安リトルカブを発見 例の業者が通常より1万円安いスタート価格で出品しているリトルカブをみつける、他に出品しているリトルカブは55000からスタート、ノーマルカブと同じスタート価格だ。塗装されていますと注意書きがあるのでそこが査定を低くしているのだろう。ところが画像を見る限り純正色のようでどこが塗り替えなのかよくわからない。最悪全バラ塗装すればいいのでこの車両を落札することにした。カラーリングから推察するにリトルカブ初代の97-98年モデルであろう。 いちおう長男の通学用という名目なので関係各所の承諾をとり、落札成立、解体業者に引き取りに行くこととなった。 画像の見た目はよかったんですけど・・・ 程度がいいのか悪いのかよくわからない状態 嫁のクルマにはそのまま積み込めないのでフロントホイールを外して積載してもらい引き揚げてきた。 エンジンはあっけなく始動し期待外れ、駆動系も問題はないようだ。バッテリーが弱っているらしく灯火類の動きが悪い、バッテリーケースを開け確認するとそこはなんとバッテリーレスであった。ヘルメットホルダーが腐っていて使えない、メインとハンドルロックの鍵が別、ライトのハイロー切り替えスイッチが折れている、ブレーキランプ点きっ放し、スピードメーター不動とちょっとした整備で何とかなりそうな状態であったのでまずは安心していいのだろう。 注意書きにあったような自家塗装がされていた形跡はなかったが、おそらくキャリアにぶら下げていたであろうU字ロックで擦れたリアフ