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嫁が急にバイクに乗ると言い出した

運痴だけど原付なら乗れそうとおっしゃる

長男用のリトルカブがあまり乗られず遊んでいるんで乗ってみたいそうだ。事実長男は一度練習で乗っただけで、このままでは無駄な資産となってしまう。

今までタンデム専門であったのだが急にこういうことを言い出すとはいったいどういう心境の変化であろうか。

道具はとりあえずあるので家の前で運転させみる

不足したらアマゾンで買うとしてバイク用品はタンデム時代からのものもあるので、とりあえずヘルメットをかぶらせエンジンの掛け方か教える。

キーON、ニュートラル出し、キックとやらせるのだがキックの踏み込みが甘く1発で始動しない。ブレーキを握っていないので車体が動き力が逃げているようだ。本当はブレーキを握ってステップ立ちし一気に踏み下ろすのだがコツがわからないのか数回キックしての始動となる。

次に取り回しをさせるが腕だけでハンドルを引くので動かしはじめでフラつく、軽量なリトルカブであるので引き回せているだけのことだ。メインスタンド立ても同様である。

家の前の道路で10mほど走って戻ってくる手本を見せ、実際に運転させてみる。2速までは変速できるようだがタイミングが分からないという。Uターンは視線が近すぎブロック塀に行く手を阻まれる。

20分ほど好きに乗らせてお茶タイムとする。

鉄道駅まで連れ出す

少し慣れたのでヤマハギアで先導し町内1周を試みる、町内の端まで行けたので少し先の公園まで走らせる。これで右折左折の仕方と駐輪は習ったこととなるが余裕がありそうなので、2㎞先の鉄道駅まで行くことにする。交通量は全くない道なので時速25km/hで駅前ロータリーに進む。駅前の道で加速停止Uターンの練習を一通りしたが、まだ一人で運転するのは無理のようだ。本日の練習はここまでとして帰宅する。

初心者特有の危険ポイント

やはり視点が低すぎることに尽きる。特に曲がるときの視点低下が著しいためUターン小半径の転回では回り切れないことが多い。実際塀にぶつかりそうになっていた。普通自動車免許を持っていて普段クルマの運転をしていてもここは難関であろう。はじめのうちはプロテクター類で十分に装備して練習に臨んだ方が安全面からもお勧めである。

まとめると

  • 視点を遠くに
  • プロテクターはし過ぎでもかまわない
  • 取り回しのコツは足の力
  • メカニズムを理解したうえでのバイク操作