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スカイウェイブに乗って岡崎花見散歩ツーリング

良い天気に誘われ一人花見に

天気がとても良いのでバイクに乗ることにした。どうも昨年以来出不精になってしまい、あまり良い傾向とは言えない。生活のモチベーション維持のため、気分転換も兼ね、スカイウェイブで出撃することに。

桜の開花予報を見ると、愛知県内の山間部以外は満開となっている。そこでどの方面に行くか、少しの間考え込んでしまったが、あまり行ったことのない岡崎方面を目指すことにした。単純に気象協会の花見サイトでランキング愛知県内1位が岡崎公園だったからだ。そもそも岡崎公園がどこにあるかも知らないので、初物好きの筆者としては願ったりかなったりの行き先とである。

自宅より豊田までは国道155、豊田から岡崎までは国道248のルートとなる。途中、トヨタ本社前を通るのだが、本社ビルのミッドセンチュリー様式の建物も残っていて興味深い。今回写真はないのだが、本社ビル隣の博物館を兼ねているトヨタ会館にすら行っていないので、そのうち記事でも書こうと思う。

国道248で岡崎に入り「大樹寺・滝山東照宮」の標識を発見する、よくわからないが、     交差点から立派なお寺の山門が見えたので寄り道をすることにした。

 

徳川家の菩提寺、大樹寺

交差点を曲がり、山門のあるほうに進むのだが、すぐにアスファルト舗装から石畳になった。山門横の駐車場にスカイウェイブを停め、しばし散歩である

岡崎市のサイトによれば

松平家・徳川将軍家の菩提寺で、文明7年(1475)4代親忠により勢誉愚底上人が開山しました。
松平8代の墓、国の重要文化財の冷泉為恭ふす間絵、歴代将軍の位牌、家康73歳の時の木像などが祀られています。
また、国の重要文化財である多宝塔は、天文4年(1535)に家康の祖父・松平清康が建立しました。
1層は方形、2層は円形のこの二重の塔は、蟇股(かえるまた)・拳鼻(こぶしばな)などの彫刻模様に室町末期の美しい様式を見ることができます。
かつて、桶狭間の戦いで敗れた家康公が逃げ帰り、自害を試みた際に、住職から「太平の世を目指す」教えを受け、思いとどまったという、歴史的に大きな役割を果たしたお寺です。
岡崎城と大樹寺を結ぶ約3kmの直線は「ビスタライン」と呼ばれ、歴史的眺望として約370年間守られてきました。

とある。徳川家を祀っている菩提寺だ。山門前の小学校の反対側にも門があり、かつてはこの小学校も寺院の敷地内であったことをうかがわせる。残念ながら変質者と思われるのが嫌なので小学校側の写真はナシ(笑)、平日小学校周辺で写真撮りまくっていたら通報確実だ。

 

かなり巨大な山門である

山門より本堂を臨む

西側には宝塔

「日本三東照宮」滝山東照宮

大樹寺をあとにし、滝山東照宮のある方面にスカイウェイブを進ませる。5㎞ほど山の方に進み、駐車場にバイクを停め、階段を上っていく。少し山間部に入ったので桜は7分咲きといったところだ。

 

大樹寺と同じく岡崎市のサイトによれば

滝山寺は1300年前に開かれた古刹。天武天皇の勅願により薬師如来を祀り、吉祥寺と名乗ったのが始まりとされています。
寺の裏には家康公が再建したといわれる日吉山王社もあります。
寺宝の聖観音・梵天・帝釈天三尊像は、鎌倉時代の第1の仏師運慶・湛慶父子の作として、昭和56年に国の重要文化財に指定されました。聖観音像は頼朝公の等身大で、仏身に御髪と御歯が納められています。
岡崎市最古の和様建築物である三門、本堂ともに国の重要文化財です。滝山寺の隣にある滝山東照宮は、正保3年(1646)、3代将軍家光公の創建で、日光東照宮・久能山東照宮とともに「日本三東照宮」に数えられています。
滝山寺本堂よりも一段高い所にあり、拝殿・中門・本殿などのほか、家光寄進の太刀銘長光と家綱寄進の太刀銘正恒は国の重要文化財に指定されています。
本殿と拝殿の間に中門があるのが特徴で、極彩色の東照宮様式で建てられている社殿は往時の徳川家の権勢を今に伝えます。毎年旧暦正月の7日に近い土曜日に、鎌倉時代から続く「滝山寺鬼まつり」が開かれます。
この祭りは春の到来を告げ、天下泰平、五穀豊穣を願います。徳川3代将軍以後は幕府の行事ともなりました。
最大の見所はクライマックスの火祭り。運慶作の面をかぶった鬼と暗闇の中を乱舞する松明の火は必見です。

とある。コンパクトながら多数の色使いで装飾された拝殿はさすが東照宮といったところだ。こういった小さな名所が意外と身近にあるので、ネタ探しには困らない。またこういう道草はフットワークの軽いバイクの本領発揮といったところだ。

桜満開、スゴい人出の岡崎公園

滝山東照宮から国道248に戻り、マクドで昼飯を食べ、岡崎公園を目指す。実は公園がどこにあるかよくわかっていなくて、矢作川の橋を渡る手前で気づき堤防道路へ左折、ガードマンのおっちゃんに駐輪場を聞く。

入り口の橋が駐輪場になっていたため、スカイウェイブを停め、中に入ってみる。ちょうど橋の上から名鉄の鉄橋が見えるため、撮り鉄とおぼしきカメラマンが桜と名鉄電車を絵に収めるためシャッターチャンスを狙って陣取っていた。平日というのにかなりの人出だ。テキヤの屋台の数もものすごい。

昼飯はマクド

入り口の橋より矢作川方面を臨む

同上

岡崎城は再建されたもの

岡崎城は船着き場があるのだ

凄い数のテキヤが出店していた

これは・・・・アカン奴では?

 

足助方面へ

そのまま国道248で帰ってもつまらないので、松平郷を経由して帰ることにする。先ほどの大樹寺の交差点を曲がり山間部へ突入。国道301まで快走する。国道301からは豊田方面に進むが、悪い癖が出て途中で足助方面の標識を見て知らない県道に進む。途中までは快走していたのだが、豊田市の野外活動センターの敷地内に迷い込んでしまい、元の道に戻る。今回はマップなしなので適当に標識の指示に従い、とにかく足助方面を目指す。途中川沿いに出て、そのまま進むと国道420安実京にぶち当たった。もう迷うことはないので、足助を経由しグリーンロードで帰宅となった。

県道362巴川水系の川沿いを下る