今回は意外とブラジル人が多い西尾方面へ
しばらく多忙がつづき、下書きのまま手付かずであったこの記事であるが、結構いい店だったので、皆様に知っていただきたく頑張って早めに書いてみる。
ネタ元はブラジル人御用達のFacebookだ、なぜか彼らはFacebookをよく使う、twitterで店の宣伝をしているブラジル人を見かけない。またブログやサイトを構築しているのはかなりの大手食品店ばかりで、個人店のものはあまり見かけない。
今回は嫁と一緒にクルマで回ることにした、バイクで行く?と言われたが、暖かくなってきたとはいえ、タンデムで1時間以上のバイク運転はまだつらい時期だ。一応電話で営業中かどうかの確認をして出発。
自宅より東郷方面に抜け、豊明から23号バイパス、通称知立バイパスに乗り西尾を目指す。本日は平日なので渋滞ではないものの、西三河の工業エリアで働くトラックが多く、気を抜けない運転となる。
西尾市街に入る手前、米津羊羹のある米津橋を右折、矢作川の堤防道路を南下する。途中から碧南市に入るが、次の橋を渡り西尾市街地方面に進み、目的地「FEITOS COM AMOR CAFETERIA E DOCERIA」を探す。
近くにあったしばらく前に立ち寄った「Hamburgueria da Duda」はどうも閉鎖となったようだ。Facebook ではまた店を再開したいと言っていたので期待したい。
そのブラジルカフェは住宅街に
抹茶の生産日本一の西尾市、住宅街の一角にところどころお茶畑が点在する。静岡のお茶畑風景とは全く違う光景だ。一本道を間違えたため、細い旧道を入っていくが、開発が遅れている分、お茶畑と古い屋敷などまだ残っている。
県道から細い旧道に入ってすぐに「FEITOS COM AMOR CAFETERIA E DOCERIA」を発見。いままで訪れたブラジル料理店とは全く違う佇まいだ、要は垢ぬけている。居抜きの店舗と推測されるが、きれい改装され日本人が経営しているカフェとあまり変わらないレベルとなっているので、入店するのにビビることは全くない。読み方は「フェイトス コム アモール カフェテリア エ ドセリア」でいいのかな?愛で作ったカフェとケーキの店という意味だ。
FEITOS COM AMOR CAFETERIA E DOCERIA 場所はここ
恒例のブラジル式ハンバーガーを食す
時刻は13:00をすでに回ったところ。近くの製造業に勤めている風な何組かのブラジル人男性のグループが先客だ。皆さん背広の上に作業服なので結構稼いでいそうだ、携帯電話で話すときも流ちょうな日本語で対応していた。ブラジル人男性らは昼の定食でプレート料理を注文しているようだがメニューに見当たらない、どうも気になる。横からチラチラ見たところかなり大盛りのようだ、そして隣の席のオッサンはプレートのステーキを3枚平らげていた。
さて我々はトヨタのブラジル料理店で大盛りに懲りたことがあるので、ここは大人しくハンバーガーを食すことにした。
筆者は最近の定番になりつつある「X-Calabresa」(ソーセージバーガー)、嫁は「X-Bacon」(ベーコンバーガー)を注文する。こちらの店では「インカコーラ」もメニューにあったので嫁が注文していた、例の毒々しい黄色のコーラね。
バーガーパティは焼いて水気が抜けた後も1.5~2cm近くある、おそらく170g前後のものと推測される。こちらのハンバーガーはブラジル式ハンバーガーにしては気持ち野菜が多めだ。バンズを潰す方式のものだが、ペッタンコにまではなっていないので、見た目のボリュームは十分ある。
またしてもブリガデイロ捕獲失敗
こちらの店はケーキ屋を意味する「Doceria」を謳っているだけあって、ケーキ類もいろいろな種類を置いている。ちょうど冷蔵ケースの一番上にブリガデイロを発見。
お土産にブリガデイロを買って帰ろうと思ったのだが、テイクアウト可能なのはレモンタルトのみだったのでブリガデイロをあきらめレモンタルトを買って帰った。
またしてもブリガデイロは幻となってしまった。いったいいつ味わうことだ出来るのであろうか?
帰り道のブラジルスーパーでお土産買い増し
またしてもブリガデイロに振られ、一縷の望みをかけてFEITOS COM AMOR CAFETERIA E DOCERIA から少し離れた ザ・アミーゴスというブラジルスーパーに寄る。
しかしこちらでもブリガデイロの材料は売っていたが、本体は売っていなかった。仕方なくココナツのお菓子とすごく細いポテトチップを嫁に買ってもらう。
長女が東京に行ってしまいケーキ製作係が不在なので材料を買って帰るわけにもいかないのでちょっと困ってしまった。自分で何とかできそうなMaria Moleの素を買ってみたので、一度作ってみたいと思う。