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西日本ツーリング2日目 徳島県吉野川市から高知県室戸市

エルカンターレ生誕の地

さて、午前6時起床、ゆっくりと準備しながら8時前ぐらいにゲストハウスを発つ。オーナーにいろいろ観光ポイントを聞いてみたが、とりあえずはチンポ寺こと「お花大権現」をめざす。

ゲストハウスを出てすぐ、お花大権現のある三好へ向かう途中、すさまじい看板を発見。「幸福の科学」大川隆法氏生誕の地とある。しかも「聖地」。ネタとしては外せないので、これは見に行かなくては、と道草をする。

山の方に上ると大きな敷地にギリシア神殿風の建物がそびえたつ、しかもかなり大きな建物である。正式名称は「聖地エルカンターレ生誕館」という。

こちらの建物、一般の方もご自由にご覧くださいとあったので、信者でなくとも誰でもは見学可能みたいだ。まだ、朝早いので開いておらず、駐車場から聖地巡礼となった。


お花大権現でチンポ鑑賞

本日の目的地、子宝、良縁にご利益があるというお花大権現に。

山門をくぐると住職が出迎え、丁寧な説明をしてくれる。全国から寄せられた奉納チンポを見せてもらい、さらには200円払い宝物殿へ。こちらの宝物殿はさらに巨大な奉納品が登場。胎内くぐりもできる。お守りを買ったら住職におせんべいを貰えたw。

 

 

井川の古い町並みで道草、大歩危小歩危を通過

吉野川沿いを遡上、途中国道から見える旧道の街並みに古い建物がたくさん残っているのを発見。ちょっと立ち寄ってみた。

おそらく明治から昭和初期の建物が大量に、しかもあまりリノベーションされずに残っている。観光化されずに残っている街並みはなかなかないので貴重だ。

さらに吉野川を遡上、祖谷のかずら橋や大歩危小歩危がある四国の難所だ。ところが国道も整備され、快走ルートなのでいささか拍子抜けした。

そして雨が降り出してきた。慌ててカッパを着込むが、降ったり止んだり、場合によっては数キロのあいだ雨が降った形跡のない場所を通過したりと、天候の変化が激しい山間部を進んでいく。

大豊町でデカ盛りと知らず昼休憩

正午を過ぎ昼飯時となったので、飲食店を探すが、四国の山間部ど真ん中。集落の飲食店も少ない。大豊町という町というか村を通過する際、数軒の飲食店があったので、街道沿いの「ひばり食堂」という定食屋に入る。山の中の定食屋にしては駐車場が広いので繁盛している人気店と判断してのことだ。

こちらのひばり食堂は隣の精肉店直営。しかも地元ではデカ盛りの有名店。そうとは知らずかつ丼を注文したのだが、他の客の様子を見て少しビビる(笑)。一応苦しみながらも完食。

かつて昭和の大歌手美空ひばりがこの地を巡業した際、豪雨で足止めを食らい数日滞在したというエピソードにあやかりひばり食堂というらしい。

美空ひばりにあやかったひばり食堂

誰か大盛り挑戦して(笑)

普通盛りでとんかつ2枚

高知まで南下、室戸岬まで行くことに決定

高知市まで到達、早めに九州にわたるため西へ進むか、室戸岬を見ておくかしばらく悩むが、この際なので室戸岬に向かう。

高知からはずっと海沿いの国道55を進むだけとなる。しかし、室戸岬まで高知市から70㎞ほどあるのでかなり遠い。普通に走って2時間はかかる計算だ。あまり道草をせず早めに宿泊地に着きたい。

どうせ明日も同じ道を帰るので、道路わきの標識を見ながら道草する場所を考えながら安芸市まで到達。四国の海沿いもこのあたりはかなり寂れている。

室戸岬に17時ごろ到着、キャンプ場を探すが、やっているかどうかわからないので、電話してみるものの通じない。とりあえずはテントを張り室戸の市街地へディナーに行く。

せっかくなので寿司とでも言いたいところだが、その辺の定食屋に入り焼き魚定食を注文。カマスの塩焼きであった。

 

しばらく室戸の街中を探索するがかなり寂れている、安芸市からこちらは鉄道がないので陸の孤島のようだ。そのため集落では昔ながらの八百屋、魚屋などの個人商店が現役だ。当然閉店時間は早い。19時ごろにはストリートは無人となってしまう。

本日のルート