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西日本ツーリング4日目 高知県宿毛市から宮崎市青島

宿毛フェリーの出航に合わせ早起き

朝5時目が覚め、6時起床。窓の外は今日もかなりの雨だ。ホテルのチェックアウトがてら、いろいろパンフなど見る。この宿毛では「だるま夕日」という珍しい日の入りを見ることができるそうだ。

ついに九州佐伯へわたる

午前11すぎフェリーは佐伯港に到着。雨は相変わらずひどい。佐伯という地名はなんとなくカッコイイが、街自体は小さい。昼飯の定食屋を探すついでに閑散とした飲み屋街やら商店街を見て回る。こういった地方の小さな街の役所など、いまだにミッドセンチュリ後期の建物が健在なので見ていて飽きない。

雨がひどくなったの目についたローカルのうどん屋に飛び込み肉うどんを注文。ほかの客の様子を見てごぼう天うどんにすればよかったと失敗を自覚。うどんそのものはお値打ちで美味しくいただいた。

 

雨のなか、ひたすら南下

暖かいうどんで一時的に体を温め出発だ。未踏の鹿児島方面へ行きたいのでとにかく南を目指す。

佐伯は市街地自体は小さいのだが合併で巨大な市となり、宮崎の延岡とともに広範囲な経済圏を築いている。観光マップなど佐伯と延岡を合わせたエリアで紹介しているものが多く、どちらも宮崎なのか大分なのかよくわからないエリアとなっている。延岡の道の駅でいったん休憩するが、本当の休憩。20分ほど休んでまた南を目指す。

日向まで来るとこんどはサーファーの店が多くなってきた。日向灘は全国的に有名なサーフスポットだ。ここでも20分ほど道の駅で休憩。そろそろ今日のねぐらを考える時刻になってきた。なるべく先を急ぎたいので宮崎から先で宿泊しよう。

宮崎市内の昔住んでいたアパートへ

筆者は、30年ほど前、長期出張なのか赴任なのかわからない状態で宮崎で数ヶ月働いた経験がある。かつて住んでいた場所はどうなったか気になったので、通りすがりに立ち寄ってみた。場所は「宮交」の裏、宮交というのは宮崎交通のバスターミナルで大淀川を渡ったところにある。かつては「宮交ターミナル」というショッピングモールであったがイオンになっていた。

ところが住んでいたアパートはいまだに健在、中庭がもっと広かったような気がするが、古い公団住宅みたいな作りはそのままであった。当時大通りに面した2階に住んでいたため、夜はとてもうるさく、エアコンもなかったため寝ぐるしい思いばかりしていた(笑)。

 

青島のゲストハウスで宿泊、宮崎名物冷や汁を食す。

ゲストハウスを探すがお値打ちなところは郊外しか残っていなかったので、宮崎市から10㎞ほど離れている青島というところまで行くことになった。

民家がそのままゲストハウスになったとしか言いようのない造りの宿であるが、サーフスポットでもあるため、ほぼ満員だ。

ここから宮崎市内に出かけるにしても雨が降っているので、この近くで食事をすることにした。ゲストハウスオーナーのおすすめで近くの海鮮料理店で刺身と宮崎名物冷や汁の定食を食す。

戻ってからは18きっぷで旅しているという大学生と夜遅くまで盛り上がって24時ごろ就寝。