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スカイウェイブが物故割れ廃車

去年の話(2021年夏) たまにイグニッションがOnにならないので、バッテリーも交換し、しばらくの間は絶好調だった愛車のスカイウェイブ。

友人のカメラ屋に寄った帰り、ついにキーをひねってもウンともスンとも反応しなくなってしまった。近所のガソリンスタンドでジャンプスターター借りて試してみたが症状変わらず。任意保険のレッカーサービスを使い自宅に引き上げる羽目となった。



さて、何が悪いか…

バッテリーは素の状態で12V以上出ていて問題ないので、電気関係のどこかは確定。

とはいえ、イグニッションをONにしても全く反応がない。面倒だがカウルをバラし始める。メインヒューズも切れていないようだ。調べてみると、この年代のスカイウェイブに関しては、イグニッションの接点が熱で溶けてしまうという持病があり、リコールも出ているようだ。




パズルのようなフロント回りを全部外し、キーシリンダユニットにアクセス。

キーシリンダに接続するカプラが見事にとろけていた。キーシリンダユニット側の接点を分解したところ、やはりこちらもトロトロ。


不具合個所の特定が終わったので、対応を考える。接点部分だけ交換したいのだが、あいにくパーツ供給はAssyのみ、しかもクソ高い。イモビ再設定工賃と合わせると同じバイクがヤフオクで2台買える。中古のキーシリンダーも2万円近くするうえ、やはりいつ溶けるかリスクがありすぎるのでもうあきらめた。



小牧の軽自動車協会に出向き、ナンバー返納し廃車手続き。知り合いの中国人廃品回収業者に頼んで引き取ってもらった。さすが中国パワー、200㎏以上あるスカイウェイブをラダーなしで4トン車に載せてた(笑)

多少ヤレがあるとはいえ、外装とかエンジンなど、全く問題なかったのに、トンデモナイ箇所の故障で廃車とは惜しかった。電子機器搭載のバイクやクルマはこの先ビンテージとして生き残るのは難しいだろうなと、スカイウェイブが教えてくれた