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丸ノコの刃を買いました

メンテ無視の結果

20年ほど前リョービの安物丸鋸を買った、カーマで5000円ぐらいだった記憶がある。ウッドデッキを作るため、電動ドリルとかといっしょに揃えた。手引きでノコギリを引くよりは圧倒的な速さで作業が進み、休日だけの作業で1か月ぐらいでウッドデッキは完成した。

その後ノーメンテでガレージのワークベンチを作ったり、ウッドデッキのやり直しを何回かやったが、それよりも1X4や10mmの板材のカットを多くしていたので切れ味に関してはあまり気にならなかった。

ところが最近、久々に2X4材をカットしてみたところ、まったくノコギリが前に進まない、カットに1分以上かかるとは異常だ、刃が立たないということはこういうことかと実感した。意外と2×4のSPF材って見た目生白くて柔らかそうに見えるが結構固い、手引きしてみればそれはわかる。

私の丸ノコの後継モデルです

アマゾンで替え刃を購入

もちろん購入するのは安物だ、プロではないので当面の作業ができれば十分である。627円のKENOHのチップソー替え刃を買った。ホームセンターの安物商品で見たことがあるメーカーだ。

なぜ丸ノコの刃を替えようとしたのかは、ガレージに小さいワークベンチを増設したかったからだ。先日のヤマハギアのフロントフォーク交換で万力の置く場所に困り作業に難儀したので動かせるサイズのワークベンチを2X4で作ろうと先々週あたりから取り掛かっていた。

ところが前述のとおり、カットに1分以上かかるほど刃がこぼれているため、やる気がなくなり1週間ほど作業を放置していた。いいかげん取り掛からないと進まないのでとりあえず替え刃を買ったわけだ。

翌日到着、安さの理由は簡易パッケージだろう

作業中コードが邪魔になるので充電式のほうが良いと思う

丸ノコの刃を取り替える

刃の取り替え方は簡単だ、刃の穴に入る棒を差し込み回り止めとし、センターロックのボルトを緩めるだけである、このあたりは草刈り機やグラインダーと同じような構造だ。

ところが問題が二つ発生した、一つは元々ついていた刃の穴径が20㎜であるのに替え刃は25.4mmである、丸ノコの付属品にアダプターワッシャーがついていたはずだが20年前に買った丸ノコである、取説も付属品もどこへ行ったやら全く不明だ。とりあえずは目分量でガチ締めして今日の作業を乗り切ろう。

もう一つの問題は使わないときばねで戻る仕掛けの刃を隠す安全カバーにどうやっても刃先が触れる。このまま使えばすぐに刃こぼれを起こし何のために替え刃を買ったか意味不明の状態となってしまう。この件に関しては安全カバーを外すことで決着した。

いつものごとく現物合わせでワークベンチを組み立てていく

足となる部分はすでに先日カットしてあったので、微調整のカットをするだけである、新しい刃に替えたところ今まで一分ぐらいかかっていた2X4の切断があっという間に終わってしまった。プロでなければ刃の目立てをするより、サクッと替え刃を買って交換した方が作業がはかどることを実感した。

足を2本完成させ、天板に3本の2X4材を乗せ仮組をしてみる、このサイズであれば軽作業、ベンチバイスの台としても使えそうだ。なにより場所を移動させられるのがよい。

作業場所に余裕があれば据え置き型の方がきれいにカットできると思います

そして痛恨の失敗

ところがである、収納場所に収めてみると足が開きすぎて壁面のワークベンチと隙間ができてしまった。元々の構想ではここはツライチで普段はこの場所に置き壁面ワークベンチの延長部分として使い、別の作業が発生した時だけ移動させて使うというつもりであったが、全くのマヌケというかやはり適当現物合わせの手抜き作業をした罰であろう。

とりあえずはワークベンチとしての機能は問題はないのでしばらくこのまま使うつもりだ。どうしても気に入らなければ作り直すかもしれない。

いつものごとく廃材利用で今回かかった費用は、丸のこ替え刃627円、追加の2X4SPF材237円だけである。

 

 

足が完成し仮組をしているところ

 

収納場所にハメてみた

旧ワークベンチとツライチにしたかったが隙間が空いてしまった

 

ガレージ用ワークベンチを自作しました