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Kindle Unlimitedでバイク雑誌11月号書評

アマゾンの読み放題サービスKindle Unlimitedに登録しました

バイク用品を買うお小遣いをゲットするためこのサイトではamazonアソシエイトのプログラムに参加していますが、今、アマゾンとしてはkindle unlimitedを押してきています。

私自身読むのは絶版の古本中心で、嫁もあまりいい本がないと言っていたので、そういえばそんなサービスあったなーという認識でしたが、たまたまいろいろな調べごとが重なったため私も登録してみました。

使ってみて実際どうなんだ?

使えるかどうかというと、これはもう使い分けとしか言いようがない。

  • 参加している出版社に偏りがあるので自分の需要を満たせば使える
  • 安い電子出版のコンテンツは糞が多い、決してすべてがダメとは言わないが
  • 本屋に立ち読みに行かなくてもいい、立ち読みで済ます程度の雑誌とかなら利便性が向上
  • とりあえず2冊読めば元は取れる、読むものがなければ『週刊実話』でも読んで奈倉柏木判定の暇つぶし

ということで、バイク雑誌程度なら元は取れるのでお勧めします。なによりも本屋に行かなくても立ち読みができるというのが一番大きい。こうなると書店業界がピンチになりそうですが私などは元々数字にならない立ち読み客だったので、この大きな変革の波をどう乗り切るか出版業界と書店の出方が気になります、他人事ですみません。

Lightning(ライトニング) 2017年11月号

久々に読んでみた、世界的にキテいるビンテージ風オフの特集と長渕剛インタビューが目玉といいたいところだが文字数の少ないインタビュー3ページでいつも言ってるような受け答えでは何がしたいのかよくわからなかったが3ページ目のアルバム宣伝で気づいた、提灯記事だ。

しかしこの雑誌も読者層って明らかにオッサンですな。一昔前に流行ったちょい悪オヤジ雑誌『Leon』とベクトルが違うだけで自分で使うもののセレクトに不安がある人向けの提灯記事が半分以上である。セレクトはいいんですがやはり雑誌は立ち読みで十分と思われては出版業界も苦しいのではないだろうか。

とはいってもやはり革ジャンはカッコええ

培倶人 2017 11月号

 

初心者オッサン向けツーリング雑誌、出版不況なので仕方ない面もあるが提灯記事ばかりであった。各社の広告もグラフィックがきれいで金がかかっているが昔の『オートバイ』誌のような怪しげな広告がたくさん出ている方が自分は好きだ。

私が夏に原付で渡った九州特集である、自分が通った道も出てきている。取材はしているようだがタイアップ企画っぽい内容で少々物足りない、崩落がヤバい林道とか九州暴力団抗争地帯をめぐる旅とかはこの雑誌の読者のニーズから外れているので無理であろう。初めて行かれる向きにはいいかもしれない。

おそらく来年度11月号も同じ九州特集になるであろうが、やはりバイク雑誌読むのは最初の1年だけなのだろうか。読者がずっと読み続けるコンテンツ作りは大変だと思うが出版界の方々に期待したいところだ。