昨年GWに発症し、なかなか改善しない
前のブログに書いたが1年ぶりぐらいに自宅近くのレッドバロンに寄ってバイクを見てきた。このレッドバロン、付き合いは10年以上になるがチェーン店なのに転勤がないのか、ずっと同じ店長に面倒を見てもらってきた。ここでの購入は合計3台だ。昨年、ポンコツヤマハギアを購入する前に新車を検討し、話を聞きに行っていらいの訪問となる。
そのヤマハギアで昨年GW潮岬にキャンプツーリングに行った際、意気投合したドカの人の何気ない一言「大きいのはもう乗らないんですか?」で病気が発症したのだ。発症というより再発だな、何年かに一度はこういう病気が発症する。一昨年のダウンヒルMTB欲しい病も1年近く罹患した。
金がうなるほど余っていれば別だが、万年金欠なのでこの際ヤフオクでFTRとかグラストラッカーみたいな数万円の250でも引っ張ってきて、ゆっくり整備というかレストアでもするかと思い年が明けてしまった。またヤフオクで買ったとしても「安物買いの銭失い」という言葉があるように、1年ぐらい我慢してお金をためもうちょっとマシな状態のバイクをちゃんとした店で買うでもした方がいいかもと、考えあぐねて今もなかなか行動に出ることができないでいる。
しかし、買わないと治らないんだろうな(笑)
バイクライフにあった車種選択
そもそもバイクで自分が何をしたいのかというと、優先順位をつけると
- 年3-4回のキャンプツーリング
- 月2-3回の近隣ツーリング
- チョイノリ
- 機械いじり、カスタム
となる、オフロードは別腹だな。
であれば別に今の解体屋から引っ張ってきたヤマハギアで十分楽しめているので無理に買う必要はないともいえる。これが全く車両を所有していなかったら、もうちょっと真剣に悩むところであるが、嫁のカブまであるので持ってるネタとしては贅沢なのだ。
キャンプツーリングにしてもいつかは海外でとの思いもあるうえ、今は国内で1週間ほどのツーリングをするぐらいなら、同じ日数であれば中国大陸奥地や極東ロシアの探検に行ってみたい。それは昨年の阿蘇キャンプツーリングで十分悟った、要は日本は安全すぎるのだ。長距離走行で身体はキツイかもしれないが、多少ヤバそうな目にあっても田舎ですらコンビニはあり、いざとなれば保険のロードサービスを使えたり、少々物足りないのである。自分がバイクに乗り始めたころに比べてかなり便利になったのは社会的、経済的にはとても素晴らしいことなのだが、不便を楽しむバイク趣味となると納得できない部分が自分にとっては増えてきたのである。
これからバイクを選ぼうとする人は、そのあたり自分のモノサシをよく把握してからハンコを押そう。「買って失敗」は自分の肥やしにはなるのだが、新車で100万、200万の肥やしはちょっとキツい人が多いのではないだろうか、バイクはクルマと違って実用性は全くないオモチャなので、正直今の成熟化した日本では要らんものなのだ。交通の手段に徹するならママチャリや50㏄125㏄の原付があるし。もちろんポンポン買い替えることができる人は日本経済発展のためカネをどんどん廻してほしい(笑)。
ハーレーのスポーツスターを勧められた
んで、レッドバロンで店長と雑談がてらバイクを見せてもらい、とりあえず万能ということでHDのスポーツスターを勧められた。スポーツスターは結構流通在庫がダブついているらしくHDにしては今はお値打ちな値段である。サードパーティー製のキャリアをつければキャンプもOKということなので自分の使い方には問題なさそうだ。タンク容量は11ℓほどなので200㎞で補給すればなんとかなるらしい。北海道ツーリングする人らはガソリン携行缶を持っていくそうだ。
鈴菌DF200
そして同じフロアにあって次に勧められたのがスズキのDF200だ。かつて貧乏ツアラーの味方であったジェベル200と同様の巨大タンクだが、海外向けの農業牧畜用の派生車種だ。リアキャリア、ヘッドライトガードの上にもキャリアとキャンプツーリングにはうってつけの車両であるが、同系フレームエンジンのバンバン200の非力さ加減の評判を聞くと躊躇する。それだったら下道ツーリングONLYになるがクロスカブ110で充分ではないかなと思う。見せてもらった車両はオレンジだったのだが、年式が年式なのでスズキらしくいろんな部分がかなり日焼けで色が抜けてしまっていた。また一応オフロードバイクなのだが、猿投1往復ならまだしもスラムパークに持ち込むには毎回毎回キャリアを外さないといけないのでツーリングとオフロード遊びは車両を分けたい。
ヤマハ Bolt
2階に置いてあった程度のいいヤマハボルトに跨らせてもらった。両足べったりで扱いやすそうだが、これはシートが薄すぎなので却下。店長に聞いたが標準でこのシートだそうだ。であればHDスポーツスターの方が安いし選ぶ理由はなくなるなぁ。
鈴菌 GSXR1100
次に勧められたのがBoltのすぐ横に置いてあったR1100、スーパースポーツの形をしていてもポジションは少し起きているのでツアラーほどではないがR1000よりは楽だ。自分の年齢を考えるとこの手のバイクはあと1回しか乗れないので興味はある。そしてこの手のバイクに一度も乗ったことがないので乗ってみたい(笑)、以前買ったXJR1200のときはFZR1000と迷ったし。この年代のSSは人気がなくお値打ちのようだ、水冷か油冷か聞くのを忘れたがいずれにせよ逆車だ。