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中馬街道、足助まで嫁と原付ツーリング

足助とは

「あすけ」と読む。春の桜、秋のもみじと愛知県では有名なスポットであるが、その時期は絶対に私は近づかない。バイパスがっできたとはいえ、道が一本しかなくすさまじい渋滞になるからだ。裏道の県道33すら交通量が増える。

そのすさまじい渋滞を引き起こす観光収入が元手かは分からないが、愛知県の中では古い町並みの保存がかなり昔からされている。飯田街道なのか中馬街道なのか三州街道なのかいろいろな呼び方はあるが、三河と南信飯田を結ぶ古くからの交通の要衝である。なので古い商家や創業江戸時代という定食屋も現存しているのだ。

筆者の自宅からは原付でも30分ほどなので、あまりにも近すぎてゆっくり街並みを散策したことは今まであまりない。どうしても茶臼山や飯田方面へのツーリングの通過点であるし、近すぎるため休憩ポイントにもならない。おまけに観光地のため駐車場は有料なのでわざわざ立ち寄る理由がないのだ。

ただし、ほかの地方の方にはぜひ愛知県に立ち寄った際には訪問してほしい街である。観光地といえども木曽の妻籠馬込ほどではなく、落ち着いているのと、巴川の岸辺の景色が素晴らしいのだ。また三河のツーリングコースの拠点ともなるので、周辺にはすばらしいワインディングロードや道の駅が数多くあるのだ。最も近い高速インターは東海環状の「豊田藤岡」インターになる、そこから20分ぐらい。

 

久々にツーリング

嫁と休日が合ったので、久々に原付ツーリングをすることにした。気温は23度、ちょうどいい。

自宅から足助までなら原付でゆっくり走っても30分ほどなのだが、それは猿投グリーンロードを使うというのが前提。125㏄未満の原付は八草中山間30円、中山力石間が20円と有料道路にしては激安なのだ。50円を節約するために大回りして保見~平戸橋経由で行くと1時間以上かかるので、ここは素直に猿投グリーンロードをいつも使っている。

ちなみに猿投グリーンロード夜22:00-翌朝6:00までは無料開放、走り屋が来ます(笑)

 

古い町並みを散策

さて、足助の市街地に到着したはいいが、駐輪場が見当たらない。クルマや大型バイクは専用駐車場があるようだが、自転車や原付を止める場所がないのだ。仕方ないので街道外れのお社の前に駐輪して古い街並みに戻ることになった。

街道外れのお社に駐輪

江戸時代から続く定食屋

うな丼が今どきにしては安い

いのししの皮

定食屋の隣は総菜部門

これはカフェー?

 

古民家カフェで一休み

歩き疲れたのでいったん休憩する。おしゃれなカフェは2軒、そのうちのひとつ書店併設のカフェに入りたいと仰るのでそちらへ。その名もずばり「マンリン書店/蔵の中ギャラリー」、蔵を改修したカフェで天井が高い、さらに奥にはギャラリー併設。女性向けの服も売っている、もちろんリンネル系の自然派向けだ。場違いな意識の高さに困惑しつつコーヒーを注文。

マンリン書店蔵の中ギャラリーはこちら

 

もう一軒、「バンバン堂」というもう少し緩そうなカフェがあったので次回訪問したい。

帰りは県道33

このまま来た道を変えるのもアレなんで、ぐるっと藤岡方面を廻ることにする。

足助の町はずれ追分の交差点を右折し、山の中へ入っていく。片道1車線もない狭い道であるが交通量がないので快適だ。この辺りは以前ロードの練習で何度か走った道なので地図なしでもOKだと思っていたら、景色が分からなくなり途中で道に迷ってしまった(笑)。

ゴルフ場を突っ切る景色で記憶がよみがえり、月原の集落に出て下川口のいつもの五平餅屋の前を通り、そのまま県道33の戸越峠を越え帰宅。

東海地方以外の方、五平餅ってご存知ですか?