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西日本ツーリング12日目 長崎県平戸から福岡県久留米市へ

 

本日も快晴、玄界灘から伊万里~有田

御崎野営場は東西が見渡せるので夕陽も堪能できるが、朝陽もイケる。日の出前に目が覚め対岸の度島をシルエットに朝陽を撮影、ローケーションの良いキャンプ場ならではイベントだ。

平戸のジョイフルでとりあえず朝食、本日は玄界灘の海岸沿いに東へ進む。

松浦の道の駅でお土産に調味料を購入、午前9時過ぎに伊万里到着、ウワサの伊万里焼オブジェの橋の欄干を見て回る。ついでに古い商店街を散策するが、あまり崩壊は進んでいないので物足りなかった。

そして同じく陶磁器生産地の隣町有田へ。なにか見どころツッコミどころでもないかと探し回ったが、何もない街だった、仕方ないので旧道沿いの古臭い街並みを見て回り、伊万里へ戻る。

 

唐津、鏡山のチンポ神社、デカイ

オイル交換をした諫早のスズキで唐津にチンポ神社があるとの情報を受け、唐津へ進む。鏡山というところにそのチンポ神社があるあらしい。

唐津は意外と発展しており、近づくにつれ、街道沿いにチェーン店が多数たちならぶ日本のどこにでもあるつまらない景色ばかりとなる。

標識が出ていたので従い住宅街のある道へ入っていくと大きな鎮守の森が登場、ここに巨大チンポがあるのかと思い、散策するがまったく普通の神社である。唯一、妊婦の腹を模した子宝安産のご神木があるだけだった。もう一度スマホで調べてみると、ここは「鏡神社」で目的地の「鏡山神社」はすぐ隣の山を登ったところにあるということだ。

大鳥居のあるワインディングを登り切り、頂上公園に到着、やっと鏡山神社に到着だ。恋愛成就の鐘とかいろいろあるがチンポご神体はない。スマホも圏外となりマップ検索もムリなので、駐車場で地元の方に聞いてみるが、よく知らないという。まぁだいだい地元スポットなんてそんなものだ。しばらくうろうろすると広場の外れも外れに「♂→」と石の標識があるのを発見、ようやく拝めることとなった。

ここのご神体が珍しいのは雌雄同体型ということで、九州の珍スポットではかなり有名だ。苦労してたどり着いたかいはあった。

 

鏡山を下り、昼飯時なので定食屋を探す。とりあえず街道筋のチェーン店はイヤなので駅のある方へ。そこらで見かける「けいらん」というのが唐津名物らしいので、店を覗いてみるがお菓子のようであった。お菓子で腹が膨れない、マリーアントワネットではないのだ。その並びに食堂があったのでそちらへ、もう出オチというか、店名が「たばこや」というだけで決定。九州の定番ちゃんぽんを食す。

昼食後、唐津の旧市街地方面へ。虹ノ松原は松並木が数キロ続き美しい、古い建物や商店街を観て次の街へ。

行き先に迷い佐賀方面へ

さて、明日は人に会うため福岡泊は決定であるが、本日はどのあたりまで行くか?九州珍スポットで古い商店でいまだに昭和時代のグッズがそのまま売っている店があるというので佐賀方面へ行くことにした。

マイナー県で知られていないが、意外と佐賀は平野部が広く、延々と郊外路線を走らされる。目的地の商店に到着したが、もう営業はしていなかった。秘宝館がそうであるように、なくなってからは観ることができないので、思い立ったらすぐ行くべきであると実感。

 

 

タイヤが限界、久留米ライコランドで交換

オイル交換の時にタイヤがまだ使えると思っていたが、それ以後、意外と走行距離が伸びたのと、また天候が下り坂になるということなので、大事をとってタイヤの交換を決意。幸い、20㎞以内にバイク用品のライコランドがあるので、まずは久留米へ。

ライコランドにちょうどスカイウェイブに合うサイズのタイヤ在庫があったので、交換を依頼。待ち時間に繁華街の方にバスで行ってみる。ライコランドのすぐ近くにバス停があり西鉄久留米駅まで割と近い。繁華街に行っても観るのは古い商店街だ(笑)。

30分もしないうちに作業完了の電話が入りライコランドに戻る。まだ今日の宿が決まっていないのでキャンプ場情報を仕入れる。

 

発心公園にてキャンプ

その前に夕食だ。久留米ラーメンの店に行く。昼がちゃんぽん、夜がラーメンと麺の連続だ。

久留米周辺のキャンプ場は無料のところが多いらしく、発心公園という所へ行く。古そうな街道筋から少し山に登ったところに公園があるが、普通の公園だ。キャンプ場っぽくはない、ここでキャンプしていいものか戸惑ってしまう。地元のバーベキュー組がいたので聞いてみたところ、みんなキャンプしてるとのこと、昔はBBQカマドや炊事場などの設備があったそうだ。

テントを設営して風呂探しだ。連日簡単なシャワーしか浴びていないので、いいかげんゆっくり風呂につかりたい。

 

北野温泉、久々の大浴場で疲れをとる

すでに辺りは真っ暗、近くの浴場をスマホで探し、ナビに導かれるまま進むが、田んぼだらけで街灯もない田舎道を走らされる。筑後川沿いの北野温泉ぽっかぽかの湯に到着、ゆっくりと湯船につかり連日の疲れをいやす。

キャンプ場に戻ると珍走の小僧がたむろしていたが、気を使ってくれたのかあまり騒がず、30分ほどでどこかへ行ってくれた。午後10頃意識を失い就寝。