笠置橋へ行く途中、動物園?
先日、嫁のクルマで大井ダムを見に行った際、恵那インターから木曽川に向かう県道沿いになぞの物件を発見したような気がした。気がしたというのはあまりにも早く通り過ぎたため「XXX動物園」らしき看板の文字しか把握できなかったからだ。助手席の嫁に聞いてみたものの本人も気づかず、いったい何だったのかしばらく謎であった。帰って調べたらゾウのコレクションがあるらしい、興味がわいた。
寒いので早朝出発はもう嫌
秋も深まり、日に日に最低気温が下がっていく。自分のクルマがないので必然的にお出かけはバイクとなるので、寒い時期はやる気がなくなる。暑いのはなんとか耐えれらるのだが寒さはダメ。せっかくの好天なので出かけるつもりで朝から支度などしていたが、どうも体が重い。こういう時は事故ったりするので、おとなしくしていたほうがいいかもしれないが、ここ2週間ほどお出かけしていないのでストレスもたまっている。
訪問先の電話番号を調べ「いまから伺います」と突撃宣言、ようやく9:30出発となる。ルートはいつもの東海環状~中央道。あまりのやる気のなさにインター入り口のレーンを間違えてしまった。今日は調子が悪い、気を付けよう。
なぜか渋滞している恵那インターを降りすぐに目的地に到着。
その名も恵那象園
入り口で5分ほど待っていたら、オーナーが軽トラでやってきた。
ここは「恵那象園」という個人コレクションの博物館だ。とにかくゾウが好きなオーナーが長年かけて集めたゾウグッズのコレクションで、何度かTVやメディアに取り上げられている。
あいさつの後、早速施設を案内、まずは大き目なゾウのロボット。動く恐竜でおなじみのビニール外皮のロボだ。長年動かしていないため、中のアクチュエーターが多分壊れているとのこと、いまはおとなしく織の中にいる。そのそばにTV番組の企画で画家に描いてもらったという看板。これらの説明を聞いた後、展示館へ。
木彫りのゾウが並んでいるエリアで1体ずつの説明を聞く。かつて極真空手のマス大山が所有していたという木彫りのゾウの引き取り苦労話など聞き、次はありとあらゆるゾウグッズの置いてある部屋へ通された。タイトルに拝借したフレーズで有名な松本引越センターやゾウがマークの工具メーカーなどの企業グッズ。おもちゃや飾り物、伝統工芸品などとにかくゾウに関するものであふれた部屋だ。
見学者からの奉納品もあるので相変わらずコレクションは増え続けているとのこと。たぶん説明してもコレクションのすごさは伝わらないので、ぜひ一度見に行かれてはいかがだろうか。見ると聞くでは大違いだ。
つぎに案内されたのは、コンテナハウスの事務所っぽい建物。こちらは今までのTV出演やメディア掲載の実績が展示。浅野祥雲研究で有名な名古屋のライター大竹さんのサイン色紙も展示中。もう一つの小屋に案内されしばしビデオ鑑賞。ビデオデッキかテープの調子が悪そうなので早めにDVD化したほうがよさそうだ。
最後はお土産に特製マグカップをいただき記念撮影。お話し好きのオーナーの人柄もあってかあっというまの1時間半であった。やはり後継者に悩んでおられるようなので、興味のある向きはオーナーが元気なうちに見学に行ってほしいと思う。
恵那象園の場所
帰りは岩村明智経由363
午後1時となったので、昼食タイム。面倒くさくなって結局のところローソンのイートインでお茶を濁す。恵那の名物は何だろうか?思い浮かばない。
そのまま阿木川ダムに上り、岩村から明智を通りいつもの国道363へ。明智市街地に入る手前、広域農道があるので、これを利用すれば市街地をショートカットし363に合流できる。鶴里の三叉路で迷ったが結局戸越峠から帰還。本日は道草なしなので意外と早い帰宅となった。