夫婦そろって久しぶりの平日休み
嫁が転職して完全平日休みの仕事になってしまった。元々日曜日なんかに休みが合ったとしても、お互いの用事で、なかなか一緒に出掛けるとかはできなかった。子供はもう親と出かける歳でもないので、嫁と一緒に遊べる日が少し増えた気がする。
午前中、キューブのオーディオ弄りと、ヤマハギアのオイル交換などで時間が潰れたため、正午を廻ってからの出発となってしまった。10時ごろ出発できたなら串原の「サトノエキ」まで行こうと思ったが、もうこの時間では無理だ。
なので、原付2台ですぐに行けそうな場所を考えてみたが、隣の長久手か豊田、もしくは瀬戸市内ぐらいしか行き先はない。ただ長久手方面に行ったとしても、近すぎて時間を持て余してしまうのと、正直長久手で美味しい店というのがなかなか思い浮かばない。また瀬戸市内も近すぎるため悩んでしまう。
ハンバーガーを求めブラジルタウン保見団地へ
結局、自宅から30分もかからず行ける豊田の保見団地へブラジル式ハンバーガーを食べに行くことにした。
平日でトラックやダンプが多いかと思ったが昼休み時間なのか、国道155は意外と空いていた。あっというまに保見団地のフォックスタウンに到着。毎回思うのだが、ここの駐輪場がいったいどこなのか分からない。3階部分の広場に面した場所に原付2台を駐輪し、もう5-6回目となるハンバーガーショップ「Lanchonete Tia Jo(ランショネッテ チアージョ)」にお邪魔する。ずっとテナント空白だった隣のBBQ店跡地は教会になっていた。
客は自分たち以外には巨漢のブラジル人男性、あっという間にステーキ肉が大量に盛られたランチプレートを平らげていた。いつも思うのだが、ブラジル人たちの食べる量がすごい、横目で見ている限り日本人の2倍は食べている計算になる。
本日注文したのは、筆者はハンバーガー全部乗せ「X-Tudo」、嫁はナチュラルサンド「Lanche Natural」。ドリンクは安定のガラナとなった。試しにブラジルのトウガラシソースをかけてみたが、あまり辛くなく、どちらかと言えば酸味の方が強いソースだった、タバスコの辛みをマイルドにした感じ。
一つ謎なのがハンバーガーパティのレシピだ。赤身肉なのでアッサリはしているのだが、意外と塩コショウの味はなく、謎の香りと味がする。これはどこのブラジル料理店に行っても同じ傾向なので、なにかブラジル独特のスパイスを使っているようだ。
場所は保見団地フォックスタウン内、駐車料金システムが複雑
鞍ヶ池へ、トヨタ鞍ヶ池記念館やら動物園
すっかり満腹となり、まだ時間もあるし、日差しも心地よいので鞍ヶ池まで遠征することにした。子供が小さいときに行って以来なので実に20年ぶりとなる。
保見からは県道を経由して行くつもりであったが、迷ってしまい結局国道155に出て、そこから矢作川沿いの飯田街道を廻る大回りコースとなってしまった。今日は嫁が一緒なのでゆっくり走り、30分ほどかけて鞍ヶ池に到達。そのままトヨタ鞍ヶ池記念館へ入る。
さすが世界の大企業トヨタ、記念館周辺の庭というかランドスケープはしっかり草木が刈り込まれており、気の遠くなるような金額の庭師の年間予算をかけているのが判る。ついでに受付スタッフの女性も美女を取り揃えています(笑)
こちらのトヨタ鞍ヶ池記念館は入場料は無料、展示も充実しているので1-2時間は軽くつぶせる施設だ。本日は平日なので外国からのVIP客を説明員と同時通訳がアテンドしていた。
展示内容は豊田佐吉~豊田喜一郎に至る自動織機から自動車製造取り組みへの歴史、さらに自動車事業を発展させたキーパーソンに関する展示、車両ではトヨダAA型復元車両とトヨペットクラウン、そしてレクサスLFAツーリングカーが展示されていた、昔来たときは2000GTがあった気がしたんだが、またいずれ展示されるだろう。
小さな図書コーナーではトヨタに関する本や復元された冊子を閲覧することができ、歩き回って疲れたらこちらでゆっくり座って勉強しよう。
また、記念館の隣には、豊田喜一郎が名古屋市に建てた自宅のレプリカがある。中には入れないが、アールデコ調のインテリアなど、記念館の中に説明コーナーがある。横のガレージにはトヨペットクラウンを模して販売されたトヨタオリジンとトヨモーターが飾ってあった。トヨタオリジンはプログレベースなのに当時トヨタの旗艦セルシオより高い700万円もしたクルマ。
バイクの駐輪場所を変え、隣の動物園を見に行ったのだが、あまりのコンパクトさに脱力。シカとかダチョウなど飼育が比較的簡単な動物ばかりであった。半分ぐらいの檻はすでに閉鎖されていて動物は居なかった。
道路を反対側に渡り大きな建物の方に行くが、大人用の建物ではなく、幼児向けの室内遊具をそろえた施設であった。ただ、昔に比べ施設自体はかなり充実しており、贅沢はあまり言うものでもないかなという感想だ。日差しが強いので、芝生広場のドーム状の屋根も快適である。
また東海環状自動車道の鞍ヶ池PAからも出入りできるようだが、公園まで下ったら再び山に登らなくてはいけないので体力が余っているなら公園遊びも可能だ。
帰りは平戸橋から
帰りは豊田市のいわゆる外環状線?を北上し、国道153に出て平戸橋を渡り、県道58でまた保見方面に戻るルートだ。前日までの雨で矢作川は大増水、平戸橋下の岩場は半分ぐらい水の中に埋まっていた。増水したにもかかわらず、ブラジル人らしきグループが水辺で遊んでいたが、彼らの危機意識というのはかなり緩そうだ。日本は逆にどうでもいいことまでこだわるんだけど。
そのまま県道58で伊保まで出て国道155に戻り自宅へ帰宅となった。嫁も半年ぶりのカブに慣れ、フルチューン(笑)のヤマハギアについてこれたので、次回はサトノエキまでの遠征も可能ではないかと思う。本日の走行距離は55㎞ほどなので矢作ダム往復と同じぐらいの距離だ。クソ暑くならないうちにまた一緒にお出掛けしたいものである。
タミヤにAA型のプラモがあった
.