スカイウェイブのスマホホルダー
遠出のメインマシンとなったスカブにヤマハギアに付けていたスマホホルダーを移設しようとしたのだが、ハンドル周りの余裕が意外となく、座りが悪い。
ヤマハギアに付けていたのはいわゆる防水タイプのスマホホルダーで、スマホ自体を窓付きの防水ケースに入れジッパーで閉じるタイプのものだ。たしかに防水にはなるのだが、大きな欠点があり、それは夏場の高温でスマホが暴走したり、最悪止まってしまうということだ。昨年の四国~阿蘇ツーリングではかなりひどい目に遭い、あやうくフェリーに乗り遅れる寸前のピンチを迎えることになった。
夏場のスマホ暴走対策
その夏の高温対策でスマホを裸にしてマウントするホルダーを探していたのだが、直前に、プラスチックフレームでクランプ型のマウントをアマゾンで購入してみた。
ところが、やはりスカブのハンドル周りの余裕がなく、見やすくセットすることは無理であった。手持ちのミラー取付用ステーのブラケットが使えそうだったので、試してみたが、微妙にホルダー部のツメの寸法が合わず使えなかった。
どちらかと言えばあまりハンドル周りにごちゃごちゃと色々なアクセサリーを付けたくないので、どんなホルダーが向いているか通販サイトで探してみる。
中華サイトで購入
中国の通販サイト、アリババが運営するaliexpressを見ていると、RAMマウントっぽいスマホホルダーが20ドル以下で売られているのを発見した。コピーというよりは劣化コピーと推測されるが、値段の魅力には勝てない。
ミラーマウントとハンドル用のU字クランプタイプがあるが、ミラーマウントは他のアクセサリに残しておきたいので、U字クランプタイプを注文した。
取り付けてみた
2週間ほどで、中国よりスマホホルダーが到着したので、開封の議をしてみる。なんと今回初登場のaliexpress箱に梱包されていた。よほどこのセラーは売りまくっているとみえる。
内容物はスマホのホルダー部とU字マウントとアーム、取り付け用のチャチなレンチと六角、そしてオマケのシリコンラバーが赤と黒。どこからどこまでRAMマウントそっくりである。実際の性能がRAMマウントと同等であればかなりのお買い得なのだが……。
さっそくガレージの原付やら自転車をどけ作業スペースを確保し、スカブに取り付けてみる。U字のボールマウントはハンドルバーに普通に取り付けできたのだが、アーム部の取り付けで手こずってしまった。まずキャップボルトを通すバネが固いのと寸法が合っているのかどうか怪しい出来で、アーム部の仮組に小一時間ほど時間を取られてしまった。
次に仮組したアーム部をU字マウントのボールとスマホホルダー部のボールを挟んでキャップボルトを締め込んでいく仕掛けなのだが、ナットを固定する六角の穴の寸法がユルく、ボルトを回すと共回りしてしまう。何度かやっているうちに穴が削れてしまった。
これはさすがに安物買いの銭失いといった結果に終わってしまいそうであったが、ナットの隙間にドライバーを突っ込んで固定し、ちょうどいい可動域になるまでボルトを締め込んで、何とか使えるレベルにまではした。うん、最近アタリが多かったので中華クオリティに期待しすぎてしまった(笑)。
使ってしばらくして緩みが大きくなるのであれば、アマゾンで本物のRAMマウントのアームを購入して交換してみたいと思う。
老婆心ながらホンモノをオススメ