天気が回復、スカブでツーリング
休暇の2連休、初日の天気が思わしくなくキャンプツーリングをあきらめたのだが、朝起きたら昨日とは打って変わって晴れ渡る青空なので、すこし遠出をすることにした。せっかくなので原付ではなくスカイウェイブSS(CJ43A)を走らせることにする。また、先日取り付けたRAMマウントもどきのスマホホルダーを本格的に使ってみることにする。
目的地は長年バイクに乗りながら、今まで一度も行ったことのない静岡県の寸又峡を目指すことにする。どうも浜松から先の静岡県は、あまりにも遠く足が重く感じるため未踏の地が多い。
スマホとヘッドセットのブルートゥース接続に苦労するが、Spotifyでブラジルのエモコア「NX Zero」のプレイリストを鳴らしながら、googleマップをナビにし、午前7:30自宅を出発、グリーンロードから藤岡で東海環状に乗り換え豊田東JCTで新東名に。
またもウェアの選択失敗
天気が回復したとはいえ、12度と気温が低いうえ、北西からの風が強い。本日のウェアはモトクロスジャージ、パーカ、ベルスタッフの3レイヤーなのだが、ジッパーや裾の隙間から入ってくる風でどんどん体温を奪われていく。高速を100㎞も走っていないのだが、あまりの寒さに、長篠設楽原PAでたまらず休憩。コーヒーで体温を戻そうとする。GWさなかなのでバイク乗りが非常に多い。
寒さに耐えながら時速80-90というゆっくりした速度を維持し新東名を島田金谷インターまで進む。ここからは一般道なので少しは寒さも和らぐであろう。
SLに遭遇
島田金谷インターを出て、そのまま国道473で北上する。道は大井川に沿って一本なので迷うことはないと思うのだが。
しばらくは快走路が続くのだが、大井川をはるか眼下に見下ろす標高になると道が狭くなり1車線路となる。次の集落福用あたりまで狭い道が続く。
気温が上がったにもかかわらず、やはり寒いので、道の駅「川根温泉」で休憩することにした。なにか買い食いしようと思ったが、施設がウナギの寝床の形をしていてどこに何があるかよくわからない。多くの人がいる河原の方に出てみると、一般人に交じり高そうなカメラセットを構えた撮り鉄と思われる人が何人もいた。ここは撮影スポットなのだろうか?撮り鉄に交じり一般人もスマホやカメラを構えだしたので、何かあるかと思い大井川鉄道の時刻表を確認した。どうやらもうすぐSLが目の前の鉄橋を通る時間だ。汽笛の音も聞こえてきた。
SLの撮影が終わったので再び寸又峡を目指す。人出はあるのだがそれほど詰まったりはせず快走となるが、寸又峡手前の5,6㎞のところでGW交通規制に遭ってしまった。寸又峡に通じる県道77の道幅が狭く、離合が困難であることから交互通行の規制を行っているようである。規制がなければ10分もかからずたどり着ける道のりが1時間近くかかってしまった。
寸又峡温泉に到着、夢の吊り橋は?
ようやく到着したと思ったら最後は駐車場に入る列の大渋滞、ガードマンに上の方にある駐車場に行けと言われたが少し迷ってしまった。
寸又峡といえば「金嬉老事件」が有名なのだが、立てこもり現場の旅館はすでに廃業してしまったようだ。金嬉老VS警官隊アトラクションがあればいいのに。
どうもせっかく静岡県の山奥の最果てに来たはいいが、あまりにも観光地化されていて筆者には場違いな場所だ、ブラジル人街や中国人街と違った意味でアウェイ感を感じる。なんでも恋愛成就のパワースポットらしい、アホか(笑)。
とりあえず吊り橋の方面に行くが延々と歩きとなる、吊り橋のはるか手前で待ち行列を見てアホくさくなり来た道を戻る、60分も待っていられない。大井川水系には多くの吊り橋があるのでそちらをハシゴしたほうがよさそうだ。
あまりの空腹に定食屋に入って昼飯にしたいと思ったのだが、どこも並んで待ち時間がどれぐらいかかるかわからない、すぐに買える五平餅で空腹を癒す。あまり長居しても面白そうな場所ではないのでとっとと退散することにした。
千頭でやっと昼飯
金嬉老もびっくりの恋愛成就のパワースポット(笑)から離脱したはいいが、やはり帰り道も交互通行の規制に遭ってしまい30分待ちとなった。
五平餅だけでは物足りないので、どこかで食事をしたいのだが、千頭まで定食屋もなかったので、道の駅に寄り食事をとることにする。ところが道の駅「奥大井音戯の里」も満席。千頭駅前の古臭い定食屋に入り、カツカレーを食す。
オールドスクールなカツカレーを食べながらどうやって帰るか、いろいろ考えてみたが、もう15時ちかいので来た道をそのまま帰ることにした。もう少し早ければ半分下道を使って帰るつもりだったのに残念だ。
千頭の駅を少し見て列車を撮影する、山間部のトロッコ列車がベースなので何もかも小さくかわいらしい。SLも待機していたのでついでに撮影。大井川鉄道沿線には撮影スポットが多数あるようで、道中、撮り鉄のカメラマンがいろいろな場所で待機していた。
すごい向かい風の新東名
もと来た道を戻るだけなのでつまらないのだが、島田金谷インターから再び新東名に乗り自宅を目指す。午前中も風が強かったが、帰路は完全に向かい風、横風になる場合も多くけっこうフラついた。一番左端の車線をゆっくり走るのだが、単独走行ではかなり風がつらい。あまりよくないことだが、大型車がいればの後ろにつきスリップストリーム走行で誤魔化しながら走る。日もかなり傾き気温が下がり、行きと同じように寒さに耐えられなくなり浜松SAでたこ焼きを買い食いする。この浜松SAは楽器のショールームとかあり浜松らしい。
どうも寒いと思ったら、上着のベルスタッフのベルトの締めが甘かった、ベルトを締め直したら裾からの隙間風の侵入が激減した。このまま浜松SAを出発し、自宅まではノンストップで帰宅した。
すこし鉄道に興味が出てきました、いろいろあるんですね
動画アップしました