従来のマウントはスカブに合わない
今まで身体に装着するチェストハーネスタイプのアクションカム用マウントを使ってきたのだが、ボディサイズの小さいヤマハギアやカブであれば、ほぼ狙った通りの絵が撮れた。しかしスカイウェイブは皆さんご存知の通り250㏄スクーターでは最大級のサイズ。バイクの中に人間が沈む形となり、チェストマウントではメーターバイザー内ばかり写る絵になってしまった。そのため早々ハンドルマウントにしようかと、手持ちのハンドルマウントブラケットを付けようと思ったが、ブレーキマスターやらワイヤー取り回しに干渉しそもそも装着不能であった。あれは自転車ハンドル用だな。
妥協してかなり前に買ったショルダーマウントのチェストハーネスで寸又峡ツーリングをしたのだが、絵は改善されたのだが使い勝手が悪すぎるため、もうええわ、と金輪際使う気にはならずあきらめた。MTBダウンヒル用に買ったはいいが使えないので長期間放置してあったから当然だ。
毎度のaliexpress
というわけで、先日装着したRAMマウントもどきのスマホホルダーの別バージョン、カメラマウントを中国の通販サイトAliexpresで探したところ、いろいろなアタッチメントとともに多数出品されていたので購入した。とりあえずは手持ちの中華アクションカムSJ4000が使えればいいのでミラーマウント標準タイプのものを選んだ。U字クランプタイプはおそらく取り付け場所に苦労しそうなのでやめておいた。
今回は爆速でおよそ1週間で到着。到着したのを忘れ、評価の催促が来てしまった(笑)。
なんとアルミボディのRAMマウントもどき
先日購入したスマホホルダーを違い、こちらの製品はアルミボディ、組み立ても苦労することなく、しっかりとした剛性感がある。もちろんボルトの頭でボディが削れ空回りすることもない。前回購入したスマホホルダーはいったい何だったんだ(笑)という出来である。
ねじをしっかり締め込めば両軸ともしっかり固定され問題はなさそうである。
スカブに取り付けてみた
早速スカブの右側ミラーを外し、取り付けようとするが、マウント部の穴のまわりに角度がついているリブがあるため、装着できない。ミラーは純正ではなく、ナポレオンのバレンタイプだ。
仕方ないのでホームセンターに行き適当な金具とボルトを購入、金具はドブメッキだが手入れしてればそう錆は来ないであろう。おさまりも良く綺麗に装着できた。
このカメラマウント、使ってみて大成功
さっそく新しいカメラマウントに中華アクションカムSJ4000をセットして、三重県亀山の関宿までツーリングしてみた。
カメラが目の前にあるので、いままでのチェストマウントみたいに動作しているかわからないこともなく、撮影中の液晶画面が見えるので一目瞭然だ。またリモコン機能のないSJ4000でも手元にスイッチが来てとても操作しやすくなった。
肝心の映像はというと、ちょうどメーターバイザーが画面下部にくるため、前方風景をしっかりとらえた絵を撮影できるようになった。今後のスカブでの動画撮影が楽しみである。
前回の記事でも書きましたが、老婆心ながら本物をお勧めします